大阪市でコロナワクチン乳幼児接種(生後6か月~4歳)を行う医療機関が公表されました。
小児(5~11歳)・乳幼児(生後6か月~4歳)の方への接種について
大阪市では、小児(5~11歳)・乳幼児(生後6か月~4歳)の方を対象に、新型コロナワクチンの接種を実施しています。取扱ワクチンはそれぞれ小児用ファイザー社ワクチン(5~11歳)、乳幼児用ファイザー社ワクチン(生後6か月~4歳)です。詳細については、大阪市ホームページ「【新型コロナワクチン】小児(5歳〜11歳)接種(1~3回目)について」「【新型コロナワクチン】乳幼児接種(生後6か月~4歳)について」をご確認ください。
取扱医療機関につきましては、下記の「取扱医療機関(小児・乳幼児接種)」をご確認ください。(以下省略)
成人や5歳以上と比べ、4歳以下の接種を行う医療機関は極めて限られています。当初公表されたリストでは73施設しかありませんでした。我が家の生活圏にあるのは2箇所のみでした。
うち1箇所へさっそく電話したところ、「ワクチンは未だ発注していません。一定数の予約が集まったら、発注する予定です。」との事でした。小児接種(5歳~11歳)の接種数が見込みを大幅に下回ったので、4歳以下のワクチン手配を慎重に判断していると聞きました。
大阪市は「令和4年11月9日(水曜日)以降に接種できます」としていますが、これより大幅に遅れる地域や医療機関が多いと見ています。2回目や3回目接種スケジュールを考慮すると、本当に時間が足りません。
大阪市の小児接種率(2回目)はわずか6.31%です(10月31日時点)。乳幼児接種率がこれを下回るのは間違いありません。
新型コロナは子供達の間で猛威を振るいました。特に第7波は家庭に保育園児がいる家庭の多くがやられていました。我が家もその一つです。
この背景には大阪府のワクチン接種率は沖縄と並んで全国ワーストである事実は無視できません。余りに低いです。かかりつけ医に背景事情をうかがったところ、「反ワクチンを主張する医師と政治家と作家、それらの発言を放映する某在阪番組が悪い」と憤っていました。
マスクを着用するのが難しい乳幼児にとって、最も効果的な対策はワクチン接種です。少しでも多くの方が接種するのを願っています。
ただ、コロナに加えてインフルエンザ、その他の定期接種等も重なるので、この秋冬はワクチン漬けになってしまいそうです。
リストに記載されている病院に問い合わせたところ、「乳児は対応していない」と言われました。市と医療機関の連携がうまくいっていないのか、医療機関の中で情報共有がうまくいっていないのか分かりませんが、現場は大混乱していそうな感じがします。