双葉保育園(福岡県中間市、浦上陽子園長)に通う5歳園児がバス車内で熱中症で亡くなってから2日、保育園のあり得ない対応に怒りが沸いています。

【ニュース】5歳園児が園バス車内で死亡 園長運転手が置き去り 双葉保育園(浦上陽子園長、福岡県中間市)

当日の状況が少しずつ分かってきました。

日時出来事
7/29 8時頃倉掛冬生ちゃんが母親と一緒に自宅を出る
8時5分浦上陽子園長が運転するバス(同乗職員はいない)に冬生ちゃんが乗車、助手席側の最後尾に座った。乗車している園児は7名(5歳児1名・4歳児1名・1歳児4名?)だった。なお、周辺4園は運転手と職員の2人体制で送迎している。
バスカード(体調管理カード)は園児のバッグに入れ、園児に体調の変化がある時などに取り出し、出欠管理には使用されていなかった。園長以外が運転するもう1台のバスではカードを職員に渡して乗車する運用だった。
8時35分バスが保育園に到着した。園長と女性職員が園児数人をバスから降ろし、が、泣きじゃくる女児に気を取られ、2人とも降車や車内を確認しなかった。園長は施錠した。
保護者からの欠席連絡がアプリや電話であったら事務員等がホワイトボードに記入するが、冬生ちゃんの名前はなかった。
9時頃?担任は冬生ちゃんの不在に気づいたが欠席と認識、園長に連絡あったと思い込んでいた。園児の出席確認や点呼は日常的に行われていなかったと見られている。欠席連絡なしやホワイトボードへの未記入も把握したが、園長等に確認しなかった。
13時頃冬生ちゃんが熱中症で死亡した(死亡推定時間)
14時頃隣接する北九州市の気温が33度に達した。
17時10分頃帰りのバスに冬生ちゃんが乗っていなかった。母親が職員に「うちの冬生は?」と訊ねたが、職員は「冬生君来てませんよ」。保育園はようやく事態を知った。
17時15分頃職員が園内を探し、バスの運転席側の後ろで倒れている冬生ちゃんを職員(園長?)が発見した。
17時15分~30分頃保育園関係者が折尾署へ「園児がバスで倒れている」と通報。
園から病院へ搬送された。
17時30分頃母親が走って園へ辿り着いた。消防隊員らが駆け付けて騒然としていた。園長は「冬生君が寝ていたから気づかなかった。ごめんね」と伝えた。
18時45分頃搬送先の病院で死亡が確認された。
7/31保護者説明会が開催。「倉庫へ20人の園児閉じ込め」が発覚、「冬生ちゃんをわざと閉じ込めたのではないか?」との指摘も。
8/2福岡県・中間市が特別監査を実施した。

簡単な時系列表だけでも多数の問題が指摘できます。
・送迎用バスに運転手1人しか乗車していなかった(一般的には運転手+職員が乗車する)
・園長が運転しており、園を不在にする時間が長かった。
・降車時に点呼をせず、車内確認も行わなかった。
・欠席に気づいた担任が、欠席連絡の有無を確認しなかった。
・各クラスから集まってくるであろう出欠表に園長が目を通さなかった(見ていれば冬生ちゃんの不在に気づいた筈)。
・動転している母親に「寝ていて気づかなかった。ごめんね。」と軽い一言を掛けた。

問題のオンパレードです。保育園としての管理体制が著しくお粗末であり、園長や担任が注意義務を怠った可能性が強いです。一族経営であり、他の保育士が声を挙げにくい雰囲気があったのではと感じています。

ここまで来ると「園長が意図的にバス車内に閉じ込め、忘れてしまったのでは無いか?」とさえ勘ぐってしまうほどです。

冬生ちゃんを死に追いやったのは、園児の安全を最優先とすべき保育園でした。

恐らくは園バスや出欠確認以外にも数多くの問題があります。一事が万事です。中間市による監査も問題視されるでしょう。