4月23日に開催された大阪市新型コロナウイルス感染症対策本部会議にて、「こども青少年局所管施設等における新型コロナウイルス感染症」と題する資料が公表されました。

特に2021年4月(21日まで)は月別最多の149人が感染していました。児童と職員で概ね半々です。

https://www.city.osaka.lg.jp/templates/chonaikaigi2/cmsfiles/contents/0000534/534245/kaigishiryou.pdf

ただ、発生施設数と陽性者数に大きな違いはありません。陽性者が確認されても1人に留まっているのが大半です。

施設内での感染予防が適切に行えているのか、それとも施設内で感染した可能性がある児童・職員であっても検査を行っていないだけなのでしょうか。

常にマスクを着用している小中学生とは異なり、保育園児等はマスクを殆ど着用していません。施設内に変異株の感染者が入り込んでしまったら、急速に広がってしまうかもしれません。

これが現実化したのが枚方市立保育所でした。職員や園児等32人が感染していました。

【コロナ・4/27追記】職員陽性→他職員陽性→全職員PCRで複数陽性→全児童PCRで32人陽性 枚方市立保育所クラスター

園児の感染経路は殆どが家庭内感染です。園内での感染拡大を防ぐには、親が感染しない事が最も大切です。非同居家族との会食も含め、ハイリスクな行動を徹底的に控えたいですね。

ただ、やはり小中学校と比べると、保育所の感染対策は限定的ですね。子供がマスクを着用できず、保育室が学校より人口密度が高く、対人間の距離も近いです。少し心配ですが、どうしようもありません。