(赤く点灯した通天閣と太陽の塔、よみうりテレビより)

大阪府における12月3日コロナウイルス感染者数は386人でした。重症者は差し引き5人増加です。

http://www.pref.osaka.lg.jp/attach/23711/00376026/otegami.pdf

赤信号の点灯及び要請等を決定する第31回大阪府新型コロナウイルス対策本部会議は、本日18時20分から行われます。

第31回大阪府新型コロナウイルス対策本部会議
http://www.pref.osaka.lg.jp/kikaku_keikaku/sarscov2/31kaigi.html

「大阪モデル赤信号の点灯」を前提とした上で会議が行われます。

【コロナ・重要】大阪モデル「赤信号」が点灯へ、外出自粛・営業時短延長要請

大阪府対策会議 赤信号点灯へ

12月03日 17時44分

新型コロナウイルスの重症患者の急増を受けて、大阪府は、3日、緊急の対策本部会議を開くことにしています。

府内の医療体制がひっ迫しているとして、独自に設けた「大阪モデル」で「非常事態」を示す赤信号を初めて点灯させたうえで、すべての府民に対し、今月4日から15日までの期間、できるかぎり不要不急の外出を控えるよう呼びかけることを決める方針です。

大阪府では、2日発表された重症患者数が、一日としては過去最多の131人に上り、重症患者を受け入れる病床の使用率も63.6%と、「大阪モデル」で「非常事態」を示す赤信号に変わる基準の70%に迫っています。

こうした状況を受けて、大阪府は、3日、緊急の対策本部会議を開くことにしています。

会議では、重症患者数がこのまま横ばいで推移した場合は今月8日に、また、1.2倍で増加した場合は、今月7日に病床の使用率が70%に達する見込みだとして、「大阪モデル」で初めて赤信号を点灯させることを決める方針です。

そのうえで、すべての府民に対し、今月4日から15日までの12日間、できるかぎり不要不急の外出を控えるよう呼びかけることを決める方針です。

さらに、大阪・北区と中央区の酒類を提供する飲食店などを対象とした営業時間短縮の要請についても、今月11日までとしていた期間を今月15日まで延長する方針です。

https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20201203/2000038066.html

会議は18時20分から開催される見通しです(当初は18時開催でした)。

資料はアップロードされています。

会議資料(全体版)
http://www.pref.osaka.lg.jp/attach/38215/00380496/ikkatsu.pdf

重症病床が逼迫化した原因は、高齢者施設でのクラスター多発です。ここ2週間の間に20箇所の施設で発生し、医療機関の負荷が急激に増加しました。

気になっていたのはレッドステージ移行後の教育活動です。分散登校等は行わず、通常の授業形態を継続するそうです。但し、感染リスクの高い活動(音楽、体育、家庭科等の一部)の中止、修学旅行や部活動を制限するそうです。

陽性者の居住地は大阪市内と市外が半々です。大阪市内のみで自粛等を行うだけでは不十分です。

要請内容は「不要不急の外出自粛の呼びかけ」「時短要請期間を12月15日まで延長」です。

えっ、これだけ???

外出自粛という効果を上げる為には、外出する目的を無くす必要があります。イベントや会食等が行われていたら、自粛を呼びかけても出掛けるのが自然です。

呼びかけにイベント自粛やGoTo自粛等は含まれていません。「赤信号」というシグナリング効果は生じそうですが、具体的な内容は伴っていないと感じました。果たしてどれだけの効果を上げるのでしょうか。

現在は既に高齢者等へ外出自粛が呼びかけられていますが、街中は高齢者で溢れかえっています。居酒屋でも頻繁に見かけます。ただの呼びかけで終わっています。

不要不急の判断基準は各自で考えてほしいと知事はコメントしていました。残念ながらその判断が適切にできない人が多いのが現実です。

この上で全大阪府民に外出自粛を呼びかけても、どれだけの効果を上げるのでしょうか。半信半疑です。赤信号を灯しただけになりかねません。心配です。

通天閣と太陽の塔が今晩から赤く点灯するそうです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/2f8a2c2d9260f53266309b93fd9ad1da0ec72b49

また、会議中に吉村知事はステージ4ではないと発言していました。緊急事態宣言には至っていないそうです。指標と認識に差があると感じました。

シグナリング効果を狙っての赤信号や医療非常事態宣言であり、更なる具体的な対策は伴っていません。心に響かない赤信号です。

医療を強調した反面、それ以外の活動への目配りが弱いとも感じました。高齢者を強調しすぎると現役世代への働きかけが多い弱くなるのと同じ構図です。

NHK関西ローカル番組で済生会中津病院の医師が「GoToキャンペーンで30代〜60代の意識が緩み、感染者が急増した。外出はくれぐれも控えてほしい。」と指摘していました。

十三市民病院もより逼迫しています。同番組で納棺や携わる看護師の負担感を訴えていました。

かんさい熱視線「緊急報告 “第3波” 最前線でいま何が?」
https://www4.nhk.or.jp/P2852/x/2020-12-03/21/52036/8207154/

「十三市民病院」医師10人看護職員22人が離職 院長「感染自体抑える取り組みを」
https://news.yahoo.co.jp/articles/85b66f66ce06ab09445600abad0ecea4a42909ef

重症病床、これ以上増やすのは「現実的に不可能」…大阪の医療現場のひっ迫に、医師は
https://news.yahoo.co.jp/articles/f288ae0f282df3aa7ffe6776e1bed04aa2c26742

医療現場は限界を超えています。