(姉妹の写真、NEWSポストセブンより)

続報です。

【香川2女児放置死・9/5更新】死因は熱中症、知人男性と一晩中飲み歩いた母逮捕 高松

【香川2女児放置死】「1人で3軒飲み」「クーラーで大丈夫」「店員には『子供預けた』と」(時系列集約)

【香川2女児放置死】姉妹は逃げる痕跡なし、母は頻繁なバー通い、父は写真をネットから削除

【香川2女児放置死】実家帰省と偽って週4回のバー通い、文春「ウソ人生」

「エアコンを掛けて飲みに出掛けた」との供述もウソでした。何から何までウソまみれです。

 高松市で6歳と3歳の姉妹が乗用車内に放置され、熱中症とみられる症状で死亡した事件で、保護責任者遺棄致死容疑で逮捕された母親の竹内麻理亜容疑者(26)が「以前にも子どもを車に放置し、飲みに出かけていた」と供述していることが、香川県警への取材でわかった。

 また、竹内容疑者は姉妹を放置した際の状況について、当初は「クーラーをかけて車を離れたので大丈夫だと思った」と話していたとされる。だが、その後の調べに「車の窓は閉め、クーラーはかけていなかった。エンジンをかけたまま飲みに行ったことは一度もない」と説明を変えているという。

https://digital.asahi.com/articles/ASN9H3TMFN9GPTLC020.html

 高松市で幼い姉妹が車内に置き去りにされて死亡した事件で、逮捕された母親が「エンジンをかけたまま飲みに行ったことは一度もない」と話していることがわかりました。

 竹内麻理亜容疑者(26)は、9月2日の午後9時ごろから3日の昼ごろまで、高松市常磐町のコインパーキングに止めた車に6歳と3歳の姉妹を置き去りにして、熱中症とみられる症状で死なせた疑いが持たれています。

 警察によりますと、竹内容疑者はこの日2人を車に残して繁華街で酒を飲んでいたことを認めています。

 捜査関係者によると、警察の調べに対し竹内容疑者が「窓を閉め、エアコンもかけていなかった。エンジンをかけたまま、飲みに行ったことは一度もない」と話していることが新たにわかりました。

 警察は15日、竹内容疑者の車を使って車内の温度がどれぐらい上昇するか、実験を行っています。

 警察は、竹内容疑者が事件の以前にも姉妹を車に残して酒を飲んでいた可能性があるとみて調べを進めています。

http://www.ksb.co.jp/newsweb/index/18631

姉妹を置いて車を離れたのは夜9時頃とされています。真夏は夜9時でも暑く、夜中も寝苦しいほどの気温でした。

気温は日の出から急激に上昇していきます。身体に熱が籠もり、車内で自由に身動きできず、水分補給のままならず、排泄もできなかったでしょう。

暑苦しさと水分不足で急激に消耗し、そのまま死に至ったと思うとやりきれません。

母親は姉妹を放置して飲みに行く行動を頻繁に繰り返していた可能性があると指摘されています。姉妹を何度も車に放置し、あわやという事態もあったでしょう。

解せないのは、こうした行動を姉妹が幼稚園の先生に話していなかったのかという点です。

年長児の女の子はお喋りが大好きで、様々な出来事を先生に話しています。お家での出来事を楽しそうに話す園児をしばしば見かけます。

姉妹が先生に話さない様に口止めでもしていたのでしょうか。それとも、飲みに行った日は登園させなかったのでしょうか。

本件は殺人罪での起訴もあり得る事案です。

なお、母は姉妹の葬儀前に最後の別れを行ったそうです。

高松2児放置死、異例の勾留一時停止 逮捕の母が希望し遺体と対面

 高松地検は5日、竹内容疑者の10日間の勾留を申請し認められたが、捜査関係者によると竹内容疑者側が対面を求めたため、7日に勾留停止を要請。地裁が同日付で3時間の勾留停止を認めた。竹内容疑者は弁護士の付き添いで、葬儀後に姉妹の遺体と対面したという。

https://news.yahoo.co.jp/articles/5e6d4b87dbc88c7754f82d1ce44ebb9fe5e628f8

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(9/16追記)

母親は子供を外部から隠蔽していました。車の窓に日よけ(サンシェード)を掛け、外部から見えない様にしていました。

 高松市内で女児2人が乗用車に長時間放置されて死亡した事件で、香川県警に保護責任者遺棄致死容疑で逮捕された母親の無職竹内麻理亜容疑者(26)(高松市川島東町)が、車の窓にサンシェード(日よけ)を付けて外から子どもの姿が見えないようにしていたことが、捜査関係者への取材でわかった。車を離れた際の状況についても「エンジンを切り、窓も閉めていた」と供述を始めており、県警が裏付け捜査を進めている。

 竹内容疑者は2日午後9時頃~3日午後0時40分頃、同市内の駐車場に止めた乗用車に、長女の真友理ちゃん(6)と次女の友理恵ちゃん(3)を放置し、死亡させたとして逮捕された。死因は熱中症とみられる。

 県警は車内からサンシェードを押収しており、捜査関係者によると、竹内容疑者は「外から子どもの姿が見えないように付けた」と供述。駐車していたコインパーキングでは、人目につかないように、通りから離れた奥側の区画に駐車したという趣旨の説明もしているという。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20200916-OYT1T50177/

 竹内容疑者はその後姉妹を車に残したまま、3軒の飲食店で酒を飲んだあと知人男性の家を訪れ、昼頃車に戻ったとみられています。このことについて「明け方までなら大丈夫だろうと思ったが、男性の家で寝てしまい車に戻るのが昼になった」と話しているということです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/054b2857e962d94769c9925b80ad4d5d9b069f05

目的は一つ、外部の第三者に子供を発見されて通報されるのを防ぐ為でしょう。

幼い姉妹は暗い車の中、熱中症によってそのまま意識を失ったのでしょう。酷すぎて言葉が出ません。

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(9/17追記)
以前から母親は子供を預けて頻繁に繁華街で飲酒していた様子です。

そうした行動を家族(夫?)に注意され、子供を預けられなくなりました。

その為に実家への帰省と偽って子供を連れて外出し、繁華街での飲酒等を繰り返していました。

 高松市で女児2人が乗用車内に長時間放置され死亡した事件で、保護責任者遺棄致死容疑で逮捕された母親の竹内麻理亜容疑者(26)=同市川島東町=が「飲みに行くことを家族に注意され、預けられなくなった」と供述していることが16日、捜査関係者への取材で分かった。

 香川県警のこれまでの調べで、竹内容疑者は事件以前にも複数回、2人を車に放置して明け方まで飲んだと供述。2人を自宅で寝かしつけたり、実家に預けたりして夜に外出していたが、家族に注意されて難しくなったという趣旨の説明をしており、事件当日については「明け方までなら大丈夫だと思った」と話しているという。

https://mainichi.jp/articles/20200916/k00/00m/040/332000c

アルコール依存症ではないかと感じました。身近に同じ様な人間がいたので、その恐ろしさは実感しています。

これだけ飲酒を繰り返していたら、周囲の人間は様子のおかしさに気づく筈です。日常生活がままならず、昼でも酒臭かったでしょう。

ただ、お酒を取り上げ、治療するのは容易ではありませんね。専門家の力を借りなければ、本当に難しいです。

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車とマンションとは異なりますが、10年ほど前に大阪市西区で発生した2児放置死事件と非常に似た構図です。

子供の放置は死に直結します。