（姉妹の写真、NEWSポストセブンより）
続報です。
母親は夫に対しては「実家に帰っている」、実家に対しては「自宅にいる」と誤解させていました。
捜査関係者によると、竹内容疑者は今月2日、長女の真友理ちゃん（6）と次女の友理恵ちゃん（3）とともに高松市内の実家で過ごし、夜になって2人を連れ、車で繁華街へ向かった。自宅には寄らず、夫は「実家に泊まっている」、実家の母は「自宅に帰った」と思っていたという。
仮に夫や実家を騙しても、子供は騙しきれません。6歳児ともなれば知能が発達し、自分がどこで何をしていたかは明確に説明できます。
実家や夫、もしくは幼稚園の関係者が、子供の口から「車で待っている様にお母さんに言われた」という話を聞いた事はなかったでしょうか。
バーの常連客、週4回も
竹内容疑者は週に何度もバーへ通う常連客だったそうです。
多い時で週4回、一晩で3軒を飲み歩くとは、とても育児中の親とは思えない行動です。専業主婦だったとしても、家事や育児を回せません。
竹内容疑者は調べに「1人で酒を飲みに行き、3軒の飲食店に入った」と話しているという。いずれの店も駐車場近くの繁華街にあり、1軒目は居酒屋、2、3軒目はバーだった。
3軒目に立ち寄ったバーの男性店主によると、竹内容疑者は3日午前3時すぎに来店。酔った様子で1人でカウンターに座り、横にいる客らと話をしながら酒を3杯ほど飲んだ。午前5時半ごろ、居合わせた知人男性と店を出たという。
竹内容疑者は昨秋ごろから来店。「多い時で週4日ほど来る常連客だった。明け方まで1人で飲んでいることが多かった」と店主は振り返る。幼い子どもが2人いることは聞いていたが「事件当日は子どもの話を一切していなかった。まさか車に置いてきているとは思わなかった」と話す。
２人を放置した夜、何があったのか。
捜査関係者によると、竹内容疑者は９月２日夜、娘２人を連れて実家を訪れた後、再び娘と車に乗り込んだ。向かった先は市内の繁華街に近いコインパーキング。午後９時頃、娘２人を車内に残し、１人で飲食店のはしごを始めた。
３日午前３時頃、竹内容疑者は３軒目となるバーに入った。先に店内にいた知人男性らとともにハイボールを３杯飲み、午前５時半頃に店を出て、昼頃まで男性宅にいた。駐車場に戻ったのは、２人を放置した約１５時間後だった。
バーの関係者によると、竹内容疑者は昨年秋から、多い時で週４日、夜中に来店。居合わせた客と歓談し、明け方になると「タクシーで帰る」と言い残して、店を後にしていたという。
竹内容疑者の夫は県警に「妻は週２、３回、実家に帰っていた」と説明。２～３日の行動についても、「飲んでいることは知らなかった」と話し、実家にいると認識していた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e180d4daab06009ea93f1ed7c52a1d95ae74e47f
午前3時から5時半までハイボールを3杯も飲んでいたら、眠気と酔いで行動できなくなるのは自然です。そのまま男性宅で昼まで寝込んでしまったのでしょう。
バーの常連客、ハシゴ酒、知人男性との合流という行動から、竹内容疑者は夜の繁華街で頻繁に飲んでいたのは疑いありません。行動が慣れています。
となると、これまでも「実家に帰る」と偽って外出し、繁華街で何十回と飲んでいたのでしょう。子供達を車に残し、明け方まで飲んでいた事も少なくないでしょう。
これまでに大きな問題が生じなかったのは明け方までに車へ戻ってこれていた、もしくは寝過ごしても気温が上がらなかった日だったのでしょう。
しかし事件当日は寝込んでしまい、そして気温が急上昇していました。
気になったのは幼稚園の「気づき」です。明け方まで飲んだ母親に連れられていたら、その様子のおかしさに誰かが気づけなかったのでしょうか。
保育所なら確実に職員が気づきます。明け方まで飲んでいたらアルコールが抜けません。酒臭い母親が登園したら、保育士の間で噂になります。
一つの可能性は幼稚園がバス登園であり、母親と職員が接する機会が少なかったのかもしれません。バス乗車時の引き渡しで済めば、酒臭さは隠せます。
そのまま帰宅し、降園時まで寝れば回復するでしょう。
時には登園に間に合わず、幼稚園を休ませてしまう日もあったでしょう。幼稚園に毎日登園できていたか、既に記録は調べられていると思います。
週刊文春「ウソ人生」
本件は週刊文春も取り上げています。
＜高松＞2人娘をBMWに15時間“放置死”
社長夫人・PTA役員の母（26）「ウソ人生」
中学時代や幼稚園ママへ取材した内容が掲載されています。「自分自身の事を偽る癖があり、それにより周囲にはトラブルが絶えなかった」という証言が印象に残りました。
