続報です。
事件当時の母親の行動が明らかになってきました。
クーラーを掛けた車に子供を残し(既に寝ていたかも?)、1人で3軒の飲食店を飲み歩き、店員には「子供は預けてきた」と虚偽説明を行い、昼まで知人男性と過ごしていたそうです。
逮捕の母、「1人で3軒飲みに行った」と供述 高松の2児車内放置死
高松市で女児2人が乗用車内に15時間以上放置され、死亡した事件で、保護責任者遺棄致死容疑で逮捕された母親の竹内麻理亜容疑者(26)=高松市川島東町=が2人を放置して酒を飲んでいたことを認める供述をしていることが香川県警への取材で明らかになった。県警が防犯カメラなどから裏付け捜査を進めている。
竹内容疑者は2日午後9時ごろから3日午後0時40分ごろまで、市内のコインパーキングに止めた車に、いずれも幼稚園児で長女の真友理(まゆり)ちゃん(6)と次女の友理恵ちゃん(3)を置き去りにし、死亡させたとして4日に逮捕された。
県警によると、竹内容疑者は当初黙秘していたが、その後に「3軒飲みに行った」「1人で行った」などと供述。県警も目撃情報や防犯カメラなどから、竹内容疑者が1、2軒目については1人で店を出たことを確認しているという。一方、竹内容疑者は3日明け方まで飲酒し、車に戻るまで知人男性と一緒にいたとみられ、県警は、この男性とどこで合流したかなど事件前の行動について慎重に調べている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/62ca825340ee514327db7d5bcd930259da2e539c
【独自】母親、飲食店員に「子どもは預けた」とウソ説明…姉妹死亡
高松市内で女児2人が乗用車に長時間放置され、熱中症とみられる症状で死亡した事件で、香川県警に保護責任者遺棄致死容疑で逮捕された母親で無職の竹内麻理亜容疑者(26)(高松市川島東町)が、2人を放置して訪れた飲食店で、「子どもは預けている」と店員にウソの説明をしていたことが捜査関係者への取材で分かった。
竹内容疑者は2日午後9時頃から、翌3日午後0時40分頃まで市内の駐車場に止めた乗用車に、長女(6)と次女(3)を放置し、死亡させたとして逮捕された。
竹内容疑者はこの間、2人を車内に残したまま、近くの繁華街で少なくとも3軒の飲食店を飲み歩くなどして昼過ぎに駐車場に戻っていたが、捜査関係者によると、顔なじみの店員に対し「子どもは預けてきている」などとウソの説明をしていたという。
県警が竹内容疑者が訪れていた店や周辺の防犯カメラの映像などを確認したところ、約15時間、一度も車内の様子を確認することなく、店をはしごするなどしていた可能性があることも判明。(以下省略)
母親「クーラーかけ、大丈夫だと思った」 2女児放置死
6歳と3歳の姉妹を車内に放置し、熱中症で死亡させたとして、母親が保護責任者遺棄致死容疑で逮捕された事件で、香川県警の調べに、母親の竹内麻理亜(まりあ)容疑者(26)=高松市=が「子どもを車に置いて飲みに行った」と放置した状況を認める一方、「クーラーをかけてきたので大丈夫だと思った」と話していることが捜査関係者への取材でわかった。県警は今後、エンジンの作動状況を調べる。
県警によると、竹内容疑者は2日午後9時ごろから3日午後0時40分ごろまでの約15時間40分にわたり、高松市内の駐車場に止めた乗用車内に長女の真友理(まゆり)ちゃん(6)と次女の友理恵(ゆりえ)ちゃん(3)を置き去りにし、熱中症で死亡させた疑いが持たれている。逮捕前は「具合が悪くなり、トイレに2時間ほど行っていた」と説明したとされ、逮捕時には黙秘していた。
車を止めていたのは平面のコイン式駐車場で、屋根はなく、周囲に日光を長時間遮るような高い建物もなかった。気象庁によると、高松市は2日夜から3日未明の気温が28度以下にならず、3日午前7時台に30度を超えた。正午には36度に達した。
捜査関係者によると、防犯カメラの映像や関係者の証言などから、竹内容疑者は明け方まで、少なくとも3軒の飲食店をはしごしたとみられ、その後、知人男性宅を訪れていたという。男性は県警の任意聴取に、竹内容疑者と一緒にいたことを認め、「車内に子どもを置き去りにしていたことは知らなかった」と話しているという。
容疑者の行動等を時系列でまとめてみます。
日付 | 項目 |
8月31日夜 | 繁華街で飲食? |
1日早朝 | 姉妹と一緒に繁華街近くのコンビニを訪れる |
1日 | 幼稚園へ「コロナが怖いので1週間休む」と連絡 |
1日夜~2日 | 繁華街の飲食店を訪れた |
2日21時頃 | 真友理ちゃんと友理恵ちゃんを常盤町のコインパーキングに駐車した車に残し、1人で近くの繁華街へ出掛けた。車内には水やパンを置いていった。 |
2日夜遅く? | 1軒目の飲食店を1人で訪れ、1人で出る |
2日深夜? | 2軒目の飲食店を1人で訪れ、1人で出る。 |
3日未明? | 3軒目の飲食店を1人で訪れた。知人男性と一緒に店を出る。知人男性は子供を車に置き去りにしていた事を知らなかった。 |
いずれかの店の店員に「子どもは預けている」と話した | |
3日7時過ぎ | 気温が30度を超える |
3日12時 | 気温が36度に達した |
3日12時半頃 | 知人男性宅から15時間ぶりに車へ戻ると、動かない2人を見つけた。動揺してコインパーキングから車を小移動させる。 |
3日12時40分頃 | 「車内で2人がぐったりしている」と119番通報。警官に「具合が悪くなり、トイレに数時間行っていた」と説明。近隣住民と心臓マッサージを行う。 |
3日14時40分頃 | 2人の死亡を確認 |
4日午前9時前 | 母親の竹内麻理亜被疑者を保護責任者遺棄致死容疑で逮捕 |
弁解の余地は全く無い行動です。
1人で飲みに行きたい気持ちは分かります。
どうしても夜の繁華街で知人男性と飲んで過ごしたければ(この行動も何ら弁解できませんが)、同居する夫や実家等に子供を預けて出掛けるべきでした。
車を停めたのは繁華街近くのコインパーキングだと報じられています。奥まった駐車スペースに停めていたら、第三者が寝静まって横になっている子供に気づく可能性は高くないでしょう。
本当にエンジンを掛けていたかも疑わしいです。
仮に無人の車のエンジンを掛けっぱなしにしていたら、不審に思った誰かが覗き込んで子供に気づき、110番通報されてしまいます。
母親はエンジンを掛けていたと主張していますが、本当に掛けていたかは疑わしく見ています。ガス欠でエンジンが止まったら、駐車場から移動できない筈です。
2人の女の子の死が本当に可哀想です。幼稚園で説明する先生方、お友達やその保護者、さぞ辛いでしょう。
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(9/8追記)
昼に車へ戻った後、2人の異変に気づいた母親が心臓マッサージを行っていました。手伝った近隣住民が証言しています。
住民の男性によると、現場は高松市常磐町2丁目の男性宅前の路上。3日昼すぎ、男性が外出先から車で戻ると、竹内容疑者の乗用車が止まっており、クラクションを鳴らした。
竹内容疑者は「子どもたちが熱中症なんです」と声を震わせながら男性に告げた。男性が後部座席をのぞき込むと、ワンピースを着た姉妹の唇は青紫色で、目は見開いていた。飲みかけの水と食べかけのパンのほか、人形などのおもちゃが車内に散らばっていたという。