コロナウイルス、国立感染症研究所より
既に一部の地域では学校が再開し、多くの地域でも近日中の再開を予定しています。
しかしながら、休校期間中に学習すべき内容は何らかの形で学習しなければなりません。
その手段の一つとして、多くの自治体では「夏休みの短縮・行事の中止」を予定しています。
7割が「月末まで休校」 夏休み短縮9割 朝日新聞調査
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言の延長を受けた、公立小中高校などの休校状況について朝日新聞が全国の自治体に取材したところ、7割が休校期間を今月末までとしていることがわかった。授業時間を確保するため、9割超が夏休みの短縮を検討。再開後も異例ずくめの学校生活となりそうだ。
全ての都道府県・道府県庁所在市・政令指定市・東京23区の計121自治体の教育委員会に、11、12日に聞いた。13の特定警戒都道府県すべてを含め、全体の7割にあたる86自治体が休校を月末まで継続。特定警戒の対象ではない宮城や新潟、島根なども月末まで休校する。25日までに再開予定としているのは19自治体、未定は3自治体だった。一方、既に再開しているのは13自治体だった。
休校が3カ月に及ぶ地域もあるなか、再開後は授業時間の確保が大きな課題となる。対策として、9割を超す自治体が夏休みの短縮を検討している。
東京都江戸川区は、通常なら7月21日～8月24日の夏休みを、今年は8月8～24日と決めた。担当者は「この決定は、休校が5月末まで延長される前にしたため、今後は冬休み期間などについてもさらに検討が必要」と話す。さいたま市は8月1～16日、千葉市も8月8～23日の2週間に短縮する。高松市は、例年より2週間短い8月1～19日に短縮。加えて、小中ともに週3回程度、最大で7時間の授業が必要という。
5月末まで休校する大分市も、12日間に短縮する予定だ。例年は7月21日から休みに入るが、今年は8月12日まで授業をする。普通教室すべてにエアコンはあるが、市教委の担当者は「換気もしないといけない。具体的な運用方法を考えないと」と話す。
行事を延期や中止する動きも、相次いでいる。
青森市は、春に関東へ行く中学校の修学旅行を、8月以降に延期。小学校は秋に北海道へ行くことが多いが、実現できるかどうかは「不透明」という。さいたま市は、いったん全ての修学旅行をキャンセル。学校再開後、「状況を見ながら検討し直す」としている。
東京都足立区は、秋の修学旅行の中止を検討している。担当者は「感染者の多い東京から行くのを、受け入れ先がどう思うか……」ともらす。北区は、小学4年から中学2年までの宿泊行事は全て中止を決めた。中学3年の修学旅行は「検討中」という。
福岡市は小中学校の運動会や体育祭、高校の文化祭などを中止に。担当者は「夏休みを短縮しても土曜授業を増やしても、授業時数を完全に回復するのは難しい。学習内容の一部削減を検討せねばならない」という。
札幌市や東京都台東区、山口市など、プール授業の中止を決めた自治体も。台東区の担当者は「収束が見込めないと健康診断もできない。健診なしで命にかかわるリスクのある水泳指導はできない」と話す。
文部科学省が示した臨時休校のガイドラインによると、感染症予防が必要な場合、自治体などの学校設置者は休校の判断を行うことができると学校保健安全法で定められている。一方、緊急事態宣言の対象区域では、知事から学校施設の使用の制限や停止の要請があれば、学校設置者は臨時休校することになる。対象区域でなくても休校が求められた場合は、学校設置者が感染状況をふまえて判断することになる。
少なくとも5月末まで休校が続く大阪も深刻です。所定の授業時間を確保するには、夏休み・冬休みを短縮し、土曜授業を実施する必要があるとしています。
そうした中、お世話になっている小学校の方針が漏れ伝わってきました。ほぼ確定した物から方向性に留まる物もありますが、参考としてご紹介します。
【1学期中の諸行事は原則中止、授業も影響大】
・4月～5月に行っている家庭訪問や授業参観は中止決定
・学級写真の撮影も中止する予定
・春の修学旅行は中止決定、秋へ変更するか全面中止かは調整中
・遠足や体験型授業も中止する予定
・学校と町内会が合同して実施する行事も中止予定
・プール授業も中止する予定
・PTA行事も全面的に中止する予定
・夏休みの短縮や土曜授業の実施は避けられないと思う（市教委の方針次第？）【夏休み中の諸行事も多くが中止に】
・町内会が学校で行う盆踊りは中止決定
・高学年の宿泊行事も中止決定【2学期以降も見通せない】
・運動会も分からない（不足する授業時間、実施時期の感染状況、他校の動向、市教委の方針による？）
更に踏み込んだ対応を行うか、それとも2学期以降は緩和するかは、今後の感染者数や「9月入学制の採否」に左右されそうです。
仮に9月入学制が導入されるのであれば、授業スピードを上げる必要性は下がります。様々な行事を行うゆとりも生じるでしょう。
ただ、大まかな方針が決定するのは6月以降とされています。議論の行く末を待つ余裕は学校にはありません。
全国各地の多くの学校では、取り得る全ての方法を用いて座学で行う授業時間を確保する事になるでしょう。
毎日の体調管理＆感染予防を
様々な報道等を見る限り、不特定ないし多数と共に過ごす（有症者が入り込むリスク）、一定の空間長時間密閉される、他人と同じ物を触れる（接触感染）、会話や食事等を行う（飛沫感染）と感染するリスクが高いと感じています。
マスクは依然として品薄ですが、楽天市場では徐々に入荷しています。Amazonでも時折入荷しています。
咳や微熱がある方は外出せず、自宅で療養するのが大切ですね。我が家は毎朝検温しています。学校や保育所等では朝の検温を義務化した方がよいかもしれません。
定期的に換気を行いたいですね。まだ寒い季節が続きますが、着込んで耐えます。
他人とは同じ物を共用せず、触れざるを得ない部分は消毒するのが効果的でしょう。手洗いを徹底し、手袋を常用するのも良いかもしれません。
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休校・休園は更に延長されそうです。多くのコンテンツがインストールされている、子供向け電子書籍は遊びながら学べるアイテムです。
