多くの地域では6月から学校や保育所等が正常化へ向けて動き出します。
大阪市でも保育所等への登園自粛の要請が終了し、緩やかな家庭保育のお願いに移行します。
当面の間は保育所等でもコロナウイルスの感染予防に気をつける必要があります。しかし、中には「過剰ではないか?」「効果があるのか?」という対策もあります。
その一つが「乳幼児のマスク着用」です。
お世話になっている保育所では園児のマスク着用が推奨していますが、あくまで「お願い」という趣旨に留まっています。義務化されている学校とは大違いです。
日本小児科医会は「2歳未満児のマスクは不要、むしろ危険です」と指摘しています。
新型コロナウイルスの感染予防でマスク着用が広がる中、日本小児科医会は25日、「2歳未満のマスクは不要で、むしろ危険である」とする保護者向けの警告文書をインターネット上に公表した。窒息や熱中症のリスクが高まるという。
文書によると、乳児は気道が狭く、肺機能も未発達のため、マスクで呼吸がしにくくなり、肺や心臓に負担がかかる。マスクそのものによる窒息のほか、嘔吐に気づかずにのどを詰まらせる危険もある。
マスクで顔が覆われると唇や頬の色、表情などが確認できず体調の変化に気づくのが遅れる可能性もあり、熱がこもって、熱中症になりやすくなることも考えられるという。
米国小児科学会なども2歳未満のマスク着用は危険と警告している。小児科医会の神川晃会長は「子どもの重症例や集団感染例はほとんどない。マスクをつけるメリットよりも、危険性の方が高い」と訴えている。
子どものマスク着用を巡っては、中国で医療用マスクを着用したまま運動した中学生が相次いで死亡したことなどから、スポーツ庁が、学校の体育の授業では、マスクは不要とする見解を示している。
こうした警告や記事を読み、率直には「0~1歳児は大人しくマスクを付けてくれるのだろうか?」と感じてしまいました。
うちの子だったら、間違いなく「イヤッ!」っと外してしまうでしょう。野良マスクが溢れかえります。
大人しく着用したとしても、すぐに唾液や鼻水で汚れてしまいそうです。いくら交換しても追いつきません。
様々な子供がいるでしょうが、「2歳未満のマスクは不要、そもそも付けさせてくれない」というのが私の経験と推測です。
子供からの感染を防ぐ為に最も重要な方法は、親が感染しない事でしょう。そして、子供も毎日検温し、体温が高かったり咳やくしゃみをする時は自宅でゆっくり休むべきでしょう。
今後は「子供の体調が少し悪いけど、体温が上昇したら保育所からお迎えの電話が掛かってくるから出勤しよう」ではなく、「体調が少し悪いから、早めに休ませてゆっくりしよう」という考えを優先させたいですね。
毎日の体調管理&感染予防を
様々な報道等を見る限り、不特定ないし多数と共に過ごす(有症者が入り込むリスク)、一定の空間長時間密閉される、他人と同じ物を触れる(接触感染)、会話や食事等を行う(飛沫感染)と感染するリスクが高いと感じています。
マスクは依然として品薄ですが、楽天市場では徐々に入荷しています。Amazonでも時折入荷しています。
咳や微熱がある方は外出せず、自宅で療養するのが大切ですね。我が家は毎朝検温しています。学校や保育所等では朝の検温を義務化した方がよいかもしれません。
定期的に換気を行いたいですね。まだ寒い季節が続きますが、着込んで耐えます。
他人とは同じ物を共用せず、触れざるを得ない部分は消毒するのが効果的でしょう。手洗いを徹底し、手袋を常用するのも良いかもしれません。
Amazonでも時折入荷しています。
Amazon除菌アルコール(手指用等)在庫(直売のみ、☆3つ以上)
https://amzn.to/2Se5l8eAmazonハンドソープ在庫(直売のみ、☆3つ以上)
https://amzn.to/3aYDTnj
休校・休園は更に延長されそうです。多くのコンテンツがインストールされている、子供向け電子書籍は遊びながら学べるアイテムです。