標記の通り、平成26年4月1日時点における大阪市の待機児童数や平成26年度一斉入所における各保育所毎の状況等が公開されています。
大阪市では、最重要施策として保育所入所待機児童の解消に向け、認可保育所、認定こども園や保育所分園の整備のほか、低年齢児の保育ニーズに対応する個人実施型保育ママ事業の実施等の取り組みを行ってまいりました。また、平成25年度には、認可対象を社会福祉法人以外の事業者に拡大した保育所運営法人の公募や、保育の担い手を確保するための保育人材確保対策等により、入所枠の確保に努めてまいりました。
その結果、平成25年度においては、新たに1,893人分の入所枠を確保し、保育所在籍児童数は前年度より653人増加し46,150人となり、平成26年4月1日現在における保育所入所待機児童数は、昨年度の同時期に比べ77人減少し、210人となりました。
表やデータをざっと見た限り、こんな印象を持ちました。
1.待機児童数は287人(2.1%)から210人(1.4%)へと減少した。
2.入所保留児童数は3070人(22.5%)から2951人(20.7%)へと減少した。
3.H26の入所率は79.2%、H25は77.4%であり、約2%ほど伸びている。
4.0-1歳児の新規申込者数はそれぞれ約200人増えている一方、2歳児は前年比と変わっていない。
5.入所保留児童数が多い順から淀川区・西区・東淀川区(ここまで200人越え)、北区・住吉区・阿倍野区・中央区。
【H26保育所入所申込状況分析】(15)淀川区から淀川区の状況が悪化する推測していましたが、入所保留児童数が1位になるとは予想を上回ったかもしれません。
しっかり分析してみます。