保育施設での体罰が後を絶ちません。

今度は山口県下関市の「新生保育園」にて、保育士が園児に体罰を加えていました。

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(8/27追記)
3分の1以上の職員が、体罰を行っていました。

体罰が蔓延し、園長が「しつけ」と称し、許容する雰囲気に包まれていたのでしょう。

園長自らが体罰を主導・黙認していた疑いすらあります。

「魚は頭から腐る」という諺があります。改善報告書は園長の資質や責任等に触れているのでしょうか。

園児への体罰があったとして下関市から行政指導を受けた認可保育園が、子どもの人格を尊重することなどを盛り込んだ改善報告書を、市に提出しました。改善報告書を提出したのは、下関市西観音町の「新生保育園」です。「新生保育園」では、複数の保育士がしつけと称して園児の手をたたいたり、大声で叱ったりしたとして、先月、下関市から行政指導を受けました。報告書では、子どもの人格を尊重して保育に取り組み、保護者からの相談態勢を強化するとしています。職員への研修も実施するということです。またこれまでの園の調査で、34人の職員のうち保育士12人が、程度に差があるにせよ体罰とみられる行為をしていたことが分かりました新生保育園の古田和子園長は「子どもをけがから守るためと両方だったかもしれないが、(たたくのは)間違いだったと思う。子ども自体をしっかり見て、言って聞かせる。言って分かってもらえるまで、それを繰り返すということのほうが大事だったと思う」と話していました。市は報告書の内容を精査したうえで、年内に行う定期監査などで改善の状況を確認したいとしています。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190826-00000003-tysv-l35

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保育園で体罰認定 市が行政指導

07月30日 11時54分

下関市にある私立の認可保育園で、複数の保育士が園児に体罰をしていたとされる問題で、下関市は臨時監査の結果体罰が確認されたとして、30日、保育園を運営する社会福祉法人の理事長に対して、文書による行政指導を行いました。

行政指導を受けたのは、下関市にある私立の認可保育園「新生保育園」を運営する社会福祉法人「新生園」の古田一司理事長です。

下関市は、「子どもがあざをつくって帰ってきた」という保護者からの訴えを受けて調査を進め、園児1人の右腕と右ひざにあざがあることを確認したことなどから、29日、保育園に臨時監査を行いました。

そして、園長などに聞き取りを行った結果、園児への体罰があったことが確認されたとして、30日午前、保育園に職員を派遣して文書による行政指導を行いました。

このなかで市は、「施設で『しつけ』と称して園児の手などをたたく、大声で叱るなどの行為が行われていた」と認定したうえで、児童の心身に有害な影響を与える行為を禁じた市の条例に違反しているとしています。

そして、体罰が行われた原因を調べたうえで、再発防止に向けた改善措置をとり、8月30日までに報告書を提出するよう求めました。

下関市は、今後、市としても保護者へのアンケート調査を行うなどして、体罰が常態化していなかったかなど、運営の実態を詳しく調べることにしています。

一方、保育園側は、今後、保護者説明会を開いて謝罪するとともに、これまでのいきさつなどを説明する予定だということです。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/20190730/4060003284.html

新生保育園は山口県下関市西観音町にある認可保育所です。

定員210名と規模が大きな保育所です。実は下関市内の保育所の中で、定員が200名を超えるのは新生保育園のみです(詳細はこちら)。

同園は社会福祉法人新生園が運営しています。

保護者が子供のアザに気づいた

切っ掛けは「子供のアザ」でした。

保育所から帰宅した子供が何度もアザを作っていたので事情を訊くと、子供が「先生に叩かれた」と話し始めました。

母親:「先生たたいたりする?」
長男:「グーパンチする」
母親:「グーパンチするん?誰に?」
長男:「みんな」
母親:「先生が?」
長男:「うん、みんなに」

長男:「きょうたたかれた」
母親:「誰に?」
長男:「先生」
母親:「なに先生に?」
長男:「○○先生」
母親:「なんで」

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190729-00000010-tncv-l40

証拠を保全すべく、保護者が園児にICレコーダーを持たせて登園しました。

▼ICレコーダー
「おしゃべりが多いけよ。 (園児の泣き声)もう泣くのをやめて、泣くのをやめてよ、泣いたら外よ」

園児を叱る保育士とみられる声。

さらには平手でたたくような音も。

▼ICレコーダー
「(パチン) きのうから何回言いよったね。トイレ行けるんね、起きてるのに」

下関市の認可保育所新生保育園で7月、録音された音声です。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190729-00000010-tncv-l40

被害に遭ったのは1人ではありません。少なくとも5人にアザ等が見つかりました。

複数の保護者によると、今年4月以降、園児を迎えに行った際に登園時にはなかったあざが両足の甲や腕に見つかった。1~5歳児の少なくとも5人にあざなどが見つかり、うち1人は病院で「直径10ミリ程度の皮下出血斑」と診断されている。

https://mainichi.jp/articles/20190728/k00/00m/040/170000c

園長「しつけ」 保育士「アンケートは口裏合わせ」

これに対し、新生保育園の古田和子園長は「手を叩くことはあるが、しつけであって体罰ではない」と話しています。

【新生保育園の園長】
「体罰という言葉で一つにしてしまうと、私はないと思う。
 何度も注意をしても(園児が物を)まだ投げる、まだ投げるっていうときには『危ないよ』って言って(手をたたく)というのはあります。
 これを体罰と言われたら…体罰ってなるんですかね」

下関市は、母親からの相談を受けて、これまでに2回保育園への聞き取り調査を実施し、「しつけ」として園児をたたいた保育士がいることを確認していました。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190729-00000010-tncv-l40

他の園児がケガをする可能性(固い物を投げる等)が高い行為に対し、保育士が厳しく注意するのは否定しません。

しかし、ICレコーダーに録音されていたのは、お喋りやお漏らし?に対する平手打ちでした。言い聞かせれば済む話です(繰り返す必要はありますが)。

証拠を掴んだ保護者が下関市に指導や改善を求めたところ、同市は保育所へ3度も調査を実施しました。

しかし、複数の保育士が、アンケートの回答を口裏合わせをして作成しようとした疑いも浮上しています。

市に、保護者が訴えたことで、下関市は、保育所に対し3度にわたり調査を実施。

保育士らへのアンケートも行ったが、このアンケートについても、保育士らが口裏を合わせるような音声が録音されていた。

「なんて書いたらいいの?」「みんなでそろえてさ、『ありません』でそろえる?」「仲間を売るというか…」「他にもおるよってことになるけんね、そりゃ」「同盟結んだ、ここで。お互い書くよねって」

https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20190729-00000402-nnn-soci

体罰と隠蔽、決して許されません。

体罰を加えた保育士に加え、施設規模が大きすぎて適切な指導・管理が出来なかった園長等の責任は免れないでしょう。