ようやく梅雨が明けたと思ったら、途端に猛暑がやってきました。

40度に達しようとした昨年と比べればまだ控えめですが、それでも十分に暑いです。

夏休みが始まり、いきいきに通っている子供が「どこかへ遊びに行きたい!」と主張しています。ひらぱーに遊びに行こうかとも考えていた矢先、同園で事故が起きました。

28日夜、大阪・枚方市の遊園地、「ひらかたパーク」で、着ぐるみを着てショーの練習をしていたアルバイトの男性が意識を失い、その後死亡しました。
警察は熱中症で死亡したとみて、詳しいいきさつを調べています。

28日午後8時すぎ、枚方市の遊園地「ひらかたパーク」で、キャラクターの着ぐるみを着てショーの練習をしていた男性の意識がないと、園のスタッフから消防に通報がありました。
男性は病院に運ばれましたが、その後死亡しました。

警察によりますと、男性は市内に住むアルバイト山口陽平さん(28)で、28日は園が閉園したあとの午後7時半ごろ、着ぐるみを着た状態で屋外のステージでショーの練習を始め、25分間の練習を終えて控え室に戻ったあとに意識を失ったということです。

警察は遺体の状況から、山口さんが熱中症で死亡したとみて、詳しいいきさつを調べています。

ひらかたパークを運営する京阪レジャーサービスは、「誠に遺憾であり、原因の究明と再発防止に努めます」とコメントしています。

https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20190729/2000018337.html

 大阪府警は29日、同府枚方市の遊園地「ひらかたパーク」で、アルバイトの男性(28)=同市=が着ぐるみ(総重量約15キロ)姿でのダンスの練習後、熱中症で死亡したと発表した。詳しい死亡の経緯を調べる。

 枚方署によると、男性は28日午後7時半ごろから、同園の屋外ステージで十数人のスタッフらと着ぐるみ姿でダンスの練習を始めた。練習後に意識を失って救急搬送されたが、まもなく病院で死亡が確認されたという。着ぐるみは、パークにすむという妖精キャラクターの一種。

 大阪管区気象台によると、枚方市の28日午後8時時点の気温は28・7度だった。同園を運営する京阪レジャーサービスは「心からおわびいたします。原因を究明したうえで、再発防止に取り組んで参ります」とコメントした。着ぐるみが出演するイベントは当面休止するという。

https://digital.asahi.com/articles/ASM7Y5W78M7YPTIL02L.html

死亡した男性が練習していたのは、8月から始まる予定だった「ノームのサマーブリーズレディオ3」でした。

6年前の同種ショーを撮影した動画が投稿されています。

酷暑の8月に着ぐるみをして激しいショーを行うのは、極めて危険な行為でしょう。

実際に踊るダンサー等は危険性に気づいていたでしょうが、実施の可否を判断する担当者は認識できていなかったと思います。

死亡事故を受け、同社は着ぐるみショーを中止しました。当然の判断です。


http://www.hirakatapark.co.jp/gnome/

このニュースで衝撃を受けたのは、日が落ちて暑さが一段落した午後7時半過ぎに、最も体力がある28歳男性が熱中症で死亡した事でした。

更に体力が劣っている乳幼児や子供、高齢者、そして日々の生活で疲れている子育て世代は、より一層注意する必要があるでしょう。

以下、熱中症対策として行っている、もしくは過去に行って効果を上げた方法等をご紹介します。

ベビーカーの日よけ

高さが低いベビーカーはアスファルトからの熱が伝わりやすく、そして日光も浴びやすい構造です。座っている子供はより暑さを感じ、熱中症に陥るリスクがあります。

オススメなのは大型の日よけです。多くのベビーカーには可動型の日よけが付属していますが、二重に取り付ける事によって更に効果を発揮します。

効果を実感したのは、夕方前後の時間帯です。日が傾き初めているので、ベビーカー付属の日よけの隙間から日差しが降り注いでしまいます。

この隙間を覆う様に大型の日よけを装着するのが効果的でした。

日傘

日傘は大人の為だけではありません。子供用の日傘も重要です。子供が試してみたところ、「あつさが全然違う!」と驚いていました。

ただ、日傘を持ち込む事を嫌がる学校やいきいきもあります。事前にご相談下さい。

日焼け止め

日焼け止め・紫外線対策も大切です。

子供が使うには「ポンプ型」が便利そうでした。チューブ型の日焼け止めは、使う毎に適量を出すのが難しそうでした。

エアコンの室外機カバー

created by Rinker
ワイズ
¥1,492 (2024/04/23 08:09:52時点 Amazon調べ-詳細)
エアコン室外機の熱対策グッズです。室外機の気温上昇を抑制すると、電気代も抑えられます。

梅雨明け前後から、我が家のエアコンはフル稼働に近い状態です。今月の電気代が非常に恐ろしいです。2万円を超えなければ良いのですが(過去最高は1万7000円でした)。

携帯扇風機

外国人観光客がしばしば使っていますね。イロモノ系商品だと思っていたのですが、使って見ると意外に涼しかったです。これはアリです。

タワーファン

小さな子供がいる家庭では、扇風機に指や物を突っ込まないかと気を遣います。異物防止用のカバーを取り付けると、風力が落ちてしまいます。

そうした家庭にオススメなのは「タワーファン」です。風力は扇風機と同程度、指を差し込めるスペースは無いので安心できます。

ただ、夏場以外に片付けておく場所には要注意です。扇風機の様に分解して収納できません。秋冬用の布団と入れ替わりで片付けるイメージでしょうか。

Amazonタイムセール祭で日立製タワーファン等が格安に

ちょうど良いタイミングと言いますが、Amazonでタイムセール祭が実施されています。

扇風機・サーキュレーター・エアコンといった夏家電もセール中です。

特に気になったのは、日立製の高級タワーファンHSF-DC930です。

通常販売価格が14,174円のところ、セール特価10,800円+108ポイントで投げ売りされています。

扇風機を追加したい、買い換えたい子育て家庭には強くオススメできる商品です。

暑い夏はまだまだ続きます。できる範囲で工夫して、少しでも快適に乗り切りたいですね。