大阪市立小学校・中学校は7月19日に終業式を終え、7月22日から夏休みが始まりました。

待ちに待った夏休みに子供は喜んでいます。「○○がしたい!××に行きたい!」とせがんできます。

一方、親にとっては辛い期間です。特に大変なのは「弁当作り」です。日中は主にいきいきで過ごす為、お弁当を作って持たせなければなりません。

 全国のほとんどの小学校で、夏休みが始まります。今春、小学校に入学した娘は夏休みの間、毎日学童保育に通うことになります。

保育園時代と大きく異なるのは、毎朝「お弁当」を用意する必要があることです。

早起きして作らなければならない上、夏場は食中毒も心配です。ほとんどの学童は弁当の持参を求めていますが、学童の昼食はどうあるべきなのでしょう。

https://digital.asahi.com/articles/ASM7B5GN7M7BUPQJ00R.html

今でも学校から遠足等へで出掛ける時には、早起きして弁当を作っています。また、土曜日にいきいきを利用する場合には、自宅から弁当を持参しています。

夏休み中の弁当作りが決定的に異なるのは「傷みやすい時期に、毎日の様に弁当を作らなければならない」という点です。

日々のおかずのやりくり、しかも保存状態に気を遣わなければなりません。負担は軽くありません。

お世話になっているいきいきの指導員からは「弁当作りが大変なら、菓子パン等でも構いません」と言われています。

ただ、やはり菓子パンだと足りないのは目に見えています。こうした弁当が続くと、子供からも不満が上がりそうです。

道ばたで会ったいきいきを利用している他の保護者(多くは同じ保育所から入学)とも、「夏は弁当作りが憂鬱」で盛り上がり(盛り下がり?)ました。

今更ながら給食の有り難みを実感しています。

東京都八王子市の学童保育では、夏休み中でも給食を提供するそうです。

 東京都内で学童保育施設が最も多い八王子市は18日、今年の夏休みに学童保育所で試行的に子どもたちに昼食を提供すると発表した。

夏休みは学校給食がなく、弁当を用意する親の負担が大きいため、要望が寄せられていた。コンビニのおにぎりや弁当を持参する子もいるため、栄養のある食事を提供することにした。

 地方自治体の学童保育所で夏休みに食事を提供するのは全国的に珍しい。

 市社会福祉協議会が運営する船田小学童保育所で7月29日から、NPO法人からまつが運営する第九小学童保育所で8月19日から、それぞれ5日間実施する。

学校栄養士の献立に基づいて、校内の調理室で給食調理員が調理する主食と主菜、1~2品程度の副菜を提供。1食300円を保護者に負担してもらう。(以下省略)

https://digital.asahi.com/articles/ASM6L5HZ4M6LUTIL02K.html

大阪市でも是非実施してもらいたいです。主菜と副菜の提供だけでも十分です。

まずはいきいき利用者が多い大規模小学校で試験導入し、徐々に広げていくのがベターな方法でしょう。他の学校で調理した給食を他校へ配膳する「親子方式」も選択肢です。

夏休み中には、子供の宿題を見たり、手伝ったりもしなければなりません。やっぱり憂鬱な夏休みです。