番組予約はしていたのですが、まさか大阪市内の保育所とは思いもしませんでした。放送前に記事で取り上げるべき内容でした。
6月20日(月)午後10時からNHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」にて、野島千恵子氏(保育士)が取り上げられました。大阪市東淀川区東淡路にある「幼保連携型認定こども園聖愛園」で園長を務めています。
同園では、障害の有無・年齢の違い・生活環境の違いがある子どもを一緒に育てる「インクルーシブ保育」を行っています。
「障がいをもつ子も持たない子もひとりひとりの違いを大切にし、互いに育ちあう仲間作りを!」をめざし、その保育の中から、時間の枠の外れた夜間の子ども達や保育所・幼稚園の枠から外れた地域のおかあちゃんの子育てなど、障がい児共同保育は障がい児に寄り添うことを通して、ある枠からはみ出る子どもや親に寄り添うことに気づかされました。
いわゆる「縦割り保育」「障害児保育」の枠を超えて、様々な違いがある子どもを一緒に保育し、子ども達の成長を促しているのでしょう。同園では夜間保育(19時から翌朝7時まで)・学童保育・一時保育等も行っています。
我が家がお世話になっている保育所にも障害を有している園児が数名います。他の園児とできるだけ同じ様に生活している一方、担当している保育士が苦労している様子も見聞きしています。
保護者目線からも、保育士の仕事は本当に忙しいと感じられます。そうした中で、一人一人の子どもに丁寧に寄り添った保育を行うのは、本当に大変な事でしょう。理想的な姿ですが、作業の多さ・人の少なさ等から実践するのは容易ではないという印象です。
実はまだ番組を見ていません。録画した内容をじっくり見て、改めて感想等を書く予定です。
再放送は6月27日(月)15時10分からNHK総合にて行われます。見逃した方は、今のうちに番組予約をしておきましょう。