大阪市H27保育料等決定(変更)通知書の交付&疑問がある場合はで恐れていた事態が発生しました。
保育料の過徴収です。

 大阪市の中央区役所が、認可保育所に通う第2子以上の子ども約140人分の保育料について、誤って2倍以上の金額を徴収していたことがMBSの取材でわかりました。

 大阪市によりますと、保育料の徴収ミスがあったのは、中央区に住む、認可保育所に通う第2子以上の子ども約140人分です。

 今年4月に国の制度が変わったのに合わせてシステムを入れ替えた際、事務手続きにミスがあり、本来、半額か無料になるはずの保育料が全額分引き落とされたということです。

 差額は最大で約11万円になる可能性があるということですが、保護者にはミスを知らせていませんでした。

 中央区は、「今月分の保育料を徴収しないことで相殺したい」としていますが、市は、他の区でも同じようなミスがないか調べています。 (05/07 12:00)

http://www.mbs.jp/news/kansaiflash_GE000000000000007562.shtml

記事を読む限り、今年4月から導入した新システムにおいて第2子の保育料を半額・第3子以降は無料とする多子軽減措置が適切に反映されていなかった様に考えられます。
浪速区における個人情報漏洩に続く重大な失態でしょう。

今回の事案は保育所のみでなく、小規模保育施設や保育ママ、他区の保育所等でも発生している可能性があります。
2人以上の子どもが保育所等に通っている世帯の方は、一度、通帳をご確認ください。

なお、記事では「保護者にミスを知らせていなかった」とありますが、4月分の保育料引き落とし日は本日5月7日でした。
朝一番の引き落としで金額違いに気づいた保護者からの連絡で発覚したとすれば話が早すぎます。
4月下旬に引き落とし用データを金融機関に渡した後、本日までにミスに気づいていたのではないでしょうか。

気になるのは、そもそも算出された保育料そのものに誤りが無いかという点です。
同じ様に過徴収されている可能性があります。
平成26年の住民税額等を基に、改めて皆さん自身で計算された方が良さそうです。

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(5/8追記)
【ニュース・続報】143人の保育料・多子減免&一人親減免を考慮せずに過徴収 大阪市中央区を掲載しました。