令和7年度大阪市保育所等一斉入所に必要な申込書は、明日9月4日から配布されます。

【重要】令和7年度大阪市保育所等一斉入所の受付期間・書式等が発表されました

最新の情報に更新した保育所等データベースは今週中に公開する予定です。作業が遅くなってしまい、ご迷惑をお掛けしています。

来春の入所を検討している方の中には、涼しくなった今週から見学を本格化している方もいるかと思います。我が家がお世話になっている保育園でも、毎日の様に多くの見学者が訊ねていると聞きました。

同じ保育所等(保育園・認定こども園・地域型保育事業)といえども、その中身には大きな違いがあります。様々な保育所等へ足を運び、保育方針・雰囲気・施設・職員や園児の対応等を感じ取り、「ここに入りたい!」という保育所等に巡り会って下さい。我が家はかれこれ10年以上も同じ保育園に通っています。

先日、大阪市から「令和5年度保育所等指導監査の結果」「認可外保育施設立入調査結果」が公表されました。

各保育施設の設備や運営が基準に則っているかを、大阪市が立入調査等を行って確認したものです。何らかの問題等があれば指摘を行い、改善等を図っています。こうした指摘事項や改善事項を大阪市は公表しています。これを見る事により、各保育施設に何らかの問題等がないかを確認する事が出来ます。

殆どの保育所等は「指摘事項なし」となっています。常日頃から法令等に準拠した運営を心がけているのでしょう。

一方、「会計管理」は頻繁に指摘されています。会計処理や資金管理等に問題があります。一部の社会福祉法人では経営者等による多額の私的流用が問題化しており、大阪市もこうした面への監査を重視しているのでしょう。

保護者目線で重視して欲しいのは「職員処遇」です。職員の不足や処遇の悪さは、保育の質の低下、すなわち保育事故に直結しがちです。特に「保育士の職員数が、配置基準を下回っている」という項目は要注意です。中には保育士の採用に苦戦している保育所等もあるかもしれません。

特に認可外保育施設立入調査結果では職員数の不足を指摘され、かつ改善できていない認可外保育施設が散見されます。こうした保育施設の利用はくれぐれも慎重に検討して下さい(大半の施設は「指導無し」となっています)。

明日からは申込書の作成・見学・面談予約・保育所等の順位決め等で忙しい1カ月が始まります。特に順位の決め方を間違えてしまうと、入所できた筈の保育所等へ入所できなくなってしまう事態も起こり得ます。

1人でも多くの方が希望する保育所等に出会い、良い時間を過ごせるのを願っています。