希望する保育所等を選ぶに当たって、最も重要な情報の一つが公表されました。一般監査の結果です。

令和2年度保育所等一般監査の結果について

 本市では、「児童福祉法」、「就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律」、「子ども・子育て支援法」、その他関係法令・通知等に基づいて、認可保育所等の適正かつ安定的な運営の確保を図るため、一般監査を実施しています。

 一般監査とは、設備や運営に関する基準が遵守され適正な運営が行われているか、また入所児童等に対する処遇が適切に行われているか等を確認し、基準に満たない場合や不適切な事例が確認された場合に改善の指導を行うものです。(以下省略)

https://www.city.osaka.lg.jp/kodomo/page/0000540282.html

保育所等の運営は様々な法令等に則って行われます。これに反した運営は、最終的には子供の安心安全に影響します。

ざっと見たところ、指摘事項の大半は会計管理でした。杜撰な管理が行われていると、不正支出等に繋がってしまいます。

最も重要な指摘項目は「職員処遇」です。一部の園には「保育士の職員数が、配置基準を下回っているため、配置基準を満たすよう配置すること。」と指摘されています。

保育士数の不足は重大な事故に繋がる恐れが高くなります。園内外で発生した事故の少なくない割合で「職員不足」が関係していました。

入所を考えている方は、ぜひ一般監査を確認して下さい。職員数の不足を指摘された園だったら、現在は改善されていても要注意です。