保育所等を申し込む方は必見です。

大阪市が「平成30年度保育所等一般指導監査の結果について」を公表しました。初めての事です。

平成30年度保育所等一般指導監査の結果について

本市では、「児童福祉法」、「就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律」、「子ども・子育て支援法」、その他関係法令・通知等に基づいて、認可保育所等の適正かつ安定的な運営の確保を図るため、指導監査を実施しています。

指導監査とは、設備や運営に関する基準が遵守され適正な運営が行われているか、また入所児童等に対する処遇が適切に行われているか等を確認し、基準に満たない場合や不適切な事例が確認された場合に改善の指導を行うものです。

こども青少年局が平成30年度に実施しました保育所、保育所型認定こども園及び幼保連携型認定こども園に対する一般指導監査の結果及び改善状況(令和元年6月30日現在)について公表します。

なお、今後、運営主体からの改善報告書の提出により改善状況の変更が認められた場合、公表情報の更新を行います。(以下省略)

https://www.city.osaka.lg.jp/kodomo/page/0000477187.html

申し込む保育所等を検討するにあたっては、これまでに何らかの問題等が起きていないは非常に重要です。

しかし、自治体が各保育所等に行っている監査内容は公表されていませんでした。保護者が調べるには限界がありました(極めて困難)。

ただ、数年前から、大阪市は認可外保育施設に対する立入調査結果を公表しました。

認可外保育施設最新立入調査結果
https://www.city.osaka.lg.jp/kodomo/page/0000027886.html

そして遂に、保育所等への一般指導監査の結果及び改善状況も公表しました。

ざっと見た限り、大半の保育所等は指摘事項がありませんでした。あったとしても会計管理が多く、大半は既に改善済です。

ただ、一部の園は「保育士の職員数が、配置基準を下回っているため、配置基準を満たすよう配置すること。」という指摘がなされていました。

保育士不足が深刻化しているとは言え、十分な保育士数が配置されていないと重大事故を招きかねません。もしも未改善であれば、大きな問題を有する保育所等と言わざるを得ません。

保育所等選びの強い味方となる資料です。まずは大阪市ウェブサイトからお住まいの区が掲載されているPDFをご覧下さい。1-2ページなのですぐに確認できます。

また、大阪市子育て支援施設データベースにも追記しようと考えています(9月上旬予定)。こちらもご覧下さい。

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(9/2追記)
監査結果を大阪市子育て支援施設データベースに追加しました!