長く辛かった春休みが終わり、ようやく子供達の昼食作りから解放されました。

大阪市立小中学校では今日4月9日から給食が始まりました。献立表は各家庭に配布されると共に、ウェブページに掲載されています。

小学校家庭配付用献立表
https://www.city.osaka.lg.jp/kyoiku/page/0000596595.html

子育て世帯にとって特に負担のが「学校の長期休業」、特に「子供の昼食」です。親だけならカップラーメンや昨晩の残り物でも十分なのですが、子供はそうはいきません。

昼食の内容は日によっても異なります。部活動の試合やいきいき等でお弁当が必要な日もあれば、自宅で昼食を食べたいと言い出す日もあります。こうした手間が長い春休みの間に渡って小中学生の人数分だけ発生します。

金銭的な負担も軽くありません。ご飯は毎日5合、それに見合うおかずも必要です。「おやつやデザートが食べたい」という独り言も聞こえてきました。致し方ないとは言え、春休み中の食費は考えたくありません。

微かな救いとなったのは、成長した子供が自分の昼食を作るだけのスキルを身につけていた事です。

コロナ禍で学校が長期休業となった際、実は子供には包丁の使い方や食材の切り方、鍋でお湯を温める方法、電子レンジの使い方等をしっかり教え込みました。あれから4年が経ち、ラーメン程度ならば1人で勝手に作れる様になりました。

そして、待ちに待った給食がやってきました。子供達は「給食だ!」と喜んでいましたが、最も喜んでいるのは親です。間違いありません。

それに加えて大阪市の学校給食は無償化されています。無償化前は毎月4,000円強の給食費が口座から引き落とされていました。現在は引落がなくなり、学校用口座残高の減りぐらいが明らかに緩くなりました。

子供には「給食は残さずしっかり食べるように」と伝えています。これに対して子供の一人からは「休んだ子の分の給食までしっかり食べてくる」との返事が返ってきました。

欠席者分の人気メニュー(デザート等)を誰が食べるかは小学校ではじゃんけん、中学校では給食を完食した生徒の早い者勝ちと聞きました。「おかわりじゃんけん」とは懐かしい単語です。