新年度が始まって1週間が過ぎました。我が家がお世話になっている保育園は、新生活に未だ慣れていない園児の泣き声で賑やかです。

ここ数日の保育園で目立って増えているのは「落とし物」です。各保育室の掲示板や園全体の案内板等、至る所に「誰のでしょうか?」というメモが附された落とし物が吊り下げられています。

保育園へ入園するに際して配布された資料には「着類や持ち物等には全て記名をして下さい」と太字で記載されています。にも関わらず、無記名の落とし物が大量に生じています。

落とし物の種類も多岐に渡ります。ズボン、上着、帽子、靴、靴下(多い)、傘、カッパ、エプロン、コップ等、ありとあらゆる物がありました。

無記名の落とし物に対応する先生方も大変です。落とし物が1つだけならまだしも、無数の落とし物に対応するには労力を要します。

我が家では子供に新しい服等を購入したら、真っ先にタグ等に油性ペンで記名をしています。長年の保育園生活で身についた習慣です。無意識で名前を書いています。

記名用に使っているのは「タフウォッシュ」です。様々なペンを使った結果、最も洗濯に強かったのが「タフウォッシュ」でした。

【入園入学準備】衣類の記名は「布書きペン(PILOT)」が良さそう

落とし物があるのは園内とは限りません。園内にも落とし物が転がっています。多いのは靴や靴下です。

誰かの足下から落ちてしまったであろう子供用靴下や靴が路上に放置されている時折目にします。記名されていれば「○○さんのかも?」と気づけるのですが、無記名では全く分かりません。

仕方ないので持ち主が見つけやすい様にと、目に付きやすい場所に置き直しています。が、数日後に通りかかってもそのままになっている事が多いです。園外での落とし物が持ち主の元へ戻る可能性は決して高くないのでしょう。

新生活に慣れていない4月は持ち物を紛失しやすい時期です。保育園や幼稚園等での持ち物や衣類には、必ず名前を書いて下さい。

なお経験上、「下の名前だけを書く」のは殆ど意味を持ちません。同名の子供は少なくないです。特に流行っている名前(ひろとくんやひなちゃん等)は同じクラスでも被ります。

多くの地域から人が集う都市部ならではの事情かもしれませんが、反対に「上の名前(名字)」は意外と被りません。でも、保育園での持ち物はフルネームで記名するのが一番ですね。