新年度が2週間後に迫ってきました。我が家も子供達の進級等を控え、バタバタとした毎日を過ごしています。

保育所等は通常月と変わらない進行ですが、小中学校は変則日程・授業が続いています。今日3月13日は中学校の卒業式が行われています。

昨年6月から此花区役所が「保育所入所・利用に役立つ情報をお届けします!」という情報を毎月更新しています。

保育所入所・利用に役立つ情報をお届けします!
https://www.city.osaka.lg.jp/konohana/page/0000600488.html

保育所等に関する手続は、大阪市内は統一されています。此花区での情報は他区でも通じます。

今月は「保育施設利用開始前後の注意点」という内容にて、「ならし保育」「復職証明書・就労証明書」「保育料」の3本立てとなっています。

慣らし保育

経験を踏まえて若干の補足をすると、「ならし保育」を行う期間は保育所等や年齢によって違いがあります。一般的には数日~1週間強という期間を設定している保育所等が多いと思います。

子供が保育所等に自然と馴染んでいけば、慣らし保育の期間は短期間となります。一方、保育所等への登園を抵抗したり早々に発熱等でお休みしてしまうと、慣らし保育の期間は長引きます。

周囲には慣らし保育3日目頃に長期の発熱をしてしまい、1週間後から慣らし保育をやり直したという方がいました。

昨今の事故を踏まえ、大阪市は慣らし保育を重視しています。経験上、4月中は殆ど仕事になりません。

復職証明書や就労証明書

次は復職証明書や就労証明書です。

此花区はポイントとして「復職日または就労開始日が4月になっているか」と指摘しています。裏返すと、「復職日や就労開始日が4月になっていれば、4月1日から保育所等を利用出来る」と読み替えられます。

大阪市は保育所等の利用開始月内での復職や就労開始を求めています。4月1日ではなく中旬や下旬に復職し、それまでを慣らし保育等での早上がりに充てるという方法も取り得ます。

先に記した通り、4月1日に復職しても慣らし保育や体調不良等の呼び出しが続くので、4月中(及び5月の連休明け後しばらく)は仕事にならないのが実情です。

保育料

最後は保育料です。令和6年4月分から令和6年8月分までの保育料は、令和5年度市町村民税課税額をもとに決定されます。そして令和5年度市町村民税課税額は、令和4年中の所得等によって決定されます。2年前の所得です。

今年4月から保育所等に入所するのは、令和5年から令和6年にかけて育児休業を取得された方が多いでしょう。育児手当は所得と見做されません。つまり、令和5年中の所得は大幅に下がり、自然と保育料も下がります。

令和6年4月から8月の保育料は育休前に相当する令和4年中の所得を基準に算定される為、保育料はやや高くなります。

しかし、9月以降の保育料は育休期間と重なる令和5年中の所得を基準に算定されるので、保育料は低くなります。我が家でも入所直後の保育料は高く感じましたが、9月からはやや下がりました。

また、大阪市は令和6年9月から第2子保育料無償化を実施する予定です。第2子以降が0-2歳児クラスに在園している方は保育料が大幅に安くなります。

【重要】第1子の年齢を問わない第2子保育料無償化を2024/9より実施(確定) 大阪市

ここでいう「第2子」は第1子の年齢を問いません。第1子が小学校へ入学していても、「第2子」として保育料が無償化されます。

また、此花区は「小規模保育事業をご利用の方は(保育料を)直接施設にお支払いいただきます」としています。これに加え、「こども園」も施設へ直接支払います。此花区内にはこども園がないので、こうした表現になったのでしょう。

此花区の保育担当が過去に発信した情報も有益です。ぜひ目を通して下さい。