令和6年度(2024年度)の大阪市保育所等一斉入所の結果は、明日1月25日(木)に発送される予定です。
あくまで我が家がお世話になっている保育所等での話ですが、来年度(2024年4月)は「第2子の入園が非常に多いのではないか」と感じています。
例年と比べ、新たに産まれた子供を連れて登園している保護者が目立ちます。同じクラスに所属している世帯だけでも、2023年2月・5月・6月・8月に産まれた未就園児がいます。そして「第2子」ばかりです。個別に話を聞いた訳ではありませんが、結果通知を待っている段階だと思います。
そして来年度や再来年度以降はきょうだい関係で入所する児童が増加すると考えられます。今年9月から「第2子の保育料無償化」が始まる為です。
現在はきょうだいが同時に在園していると第2子の保育料は半額となっていましたが、これが無償化されます。
より大きなインパクトがあるのは、「年齢が離れたきょうだい」という世帯です。現在は保育料の半額・無償が適用されるには同時在園が求められていますが、新制度では撤廃されます。
「小学1年生・0歳児」というきょうだい関係では保育料がフルに発生していましたが、今年9月からは無償となります。額が大きい0-2歳児保育料が無償化されると、子育て世帯の家計に絶大な影響を与えます。
我が家も9月以降は無償の対象となります。上の子達の塾代や習い事代に相当する金額です。もう少し早くから開始されていたら、我が家の家計ももう少し楽になっていました。
反対に保育所等を利用しない、利用出来ない家庭にとっては不公平感や不満が募ります。特にここ数年でファミリー層の流入が相次いでいる都心周縁部(城東区・住吉区・港区・鶴見区・淀川3区等)では、地域によっては今も保育所等の不足感が強いです。
保育士の待遇や施設整備も課題です。保育士の待遇は一時期より改善されましたが、現在も保育士不足は続いています。園舎の改修や改築にも多額の予算が必要となります。
子育て世帯の負担軽減は歓迎しますが、施設側にも十分な予算を投じて欲しいです。バランスが大切です。