我が家がお世話になっている保育所や小学校は毎年秋に運動会が開催されます。

コロナ禍前までは誰でも自由に見学できた(保護者等以外は受付で名前を書けばOK)のですが、コロナ禍の真っ只中では厳しい人数制限等が行われていました。

例えば保育所は両親及び未就学児のきょうだいのみ、小学校は同居親族のみ(最大5人まで)でした。特に保育所では同居している祖父母すら見学できず、強い不満の声を何度も聞きました。

また、保育所も小学校も学年・年齢別に運動会を実施していました。見学等ができるのは自分の子供が属している学年等のみであり、他の学年・年齢の子供達の様子は見られませんでした。見学者を減らし、密を避ける工夫の一つです。

今年も運動会シーズンがやってきます。新型コロナが5類に移行(但し第9波が大流行中)してから初めての運動会です。今年は人数制限を行うのか否かと訊ねた所、「現時点では考えていない。感染状況が劇的に悪化しない限り、コロナ禍前に戻したい。」との話を聞きました。

5類に移行して様々な制限がほぼ撤廃されていたので、運動会の人数制限が撤廃されるのも既定路線でした。ただ、保育所や学校は中之島や独自の考えに基づいて行動する事も多く、「職員はノーマスクだけど、運動会の見学は人数制限を設けます」と言い出さないか不安な気持ちがありました。

具体的な対応は個別の保育所等や学校で違いがあるので、詳しくは当該施設へお訊ね下さい。早ければ9月の学校・学年・保育所便り等に記載されているでしょう。

一方で心配しているのはコロナ対策です。春に行われた運動会(特に中学校や高校)では、各地でクラスターが多発しました。

【コロナ第9波】福岡大学附属大濠中学校・高等学校でクラスター、400人以上感染か

施設によって差はありますが、保育所や小学校での感染対策は5類移行前より大幅に緩和されています。

同様に心配しているのは熱中症対策です。先日は山形市の中学校で運動会の練習を行っている最中に大勢の生徒が体調不良を訴え、その後も練習が継続された事案が発生しました。

学校の判断は適切だったのか?…暑さ指数「厳重警戒」で体育祭・リレーの練習続行 中学生13人熱中症で搬送【山形発】
https://news.yahoo.co.jp/articles/2a75fa5509344e3658fe884aeff270fb2f8ca75a

お世話になっている保育所も小学校も日頃から熱中症対策には注意しています(反対に中学校は全くダメです。今夏も部活動中に多くの生徒が体調不良を訴えたそうです)。とは言え、今夏の暑さは異常であり、9月や10月も暑い日が続くと考えられます。

また、子供達の体力も落ちています。コロナ禍で身体を動かす機会が減り、暑さに慣れないままに成長しています。同じ学年であっても、コロナ禍前と現在とでは子供達の体力に大きな違いが生じています。多くの先生方は理解していますが、中には心配な先生もいます(特に中学校)。

秋の土日はただでさえ忙しいのですが、それに加えて今年は運動会で数日間が塞がってしまいます。早くも予定の遣り繰りに頭を痛めています。

良い機会なので撮影用の機材も更新する予定です。最近はスマホの動画機能で撮影している方が専らですが、やはり一眼レフの方が綺麗に撮影できます。特に大きく引き延ばしたり、タブレットやテレビ等の大画面で見る際に違いが鮮明です。