2023年度新設保育所紹介、第4回は「フェアリー保育園本庄東(北区)」です。
なお、大阪市内で2023年4月以降に新設開所する保育所等が発表されましたに一覧表を掲載しています。ご参照下さい。
ストリートビュー・基本データ・周辺環境
基本データ | |
仮称 | フェアリー保育園本庄東 |
住所 | 北区本庄東1-2-2? |
開所予定日 | 2023年4月1日 |
予定定員 | 76名 |
設置・運営法人 | (株)リンクス |
ホームページ | http://merryland24h.jp |
フェアリー保育園本庄東は北区本庄東1-2-2付近に設置されます。
以前は板金工場や商店等がありましたが、現在は完全に更地化されています。
工事現場を見に行きました。すると敷地北側には一戸建て2棟に相当する土台部分が、南側は土砂が約1メートルほど掘削されていました。
この現場を見る限り、保育所は敷地南部分に設置されると感じました。工事入札参加業者募集要項によると、建設される園舎は4階建で延床面積492.03平方メートルとされています。各階が約123平方メートルに相当するので、現場実感と一致しています。
撮影後に土台部分の基礎工事が行われるのでしょう。ただ、この日は何らかの工事が進んでいる様子はありませんでした。
園庭の有無は不明です。ただ、地上部分に園庭らしき間取りは確認できませんでした。一般的にこうした敷地では、園舎屋上部分に園庭を設置する事が多いです。
同園が園庭代わりに利用するので、少し北にある本庄川崎公園でしょう。徒歩6分ほどで辿り着けます。
ただし細い路地裏を抜け、信号交差点を渡る必要があります。日常的に利用するには遠いと感じました。
定員は76名(0歳児:7名、1歳児:12名、2歳児:12名、3歳児:15名、4歳児:15名、5歳児:15名)を予定しています。ただ、中間発表時点での第1希望者は少なめです。
最寄駅は地下鉄/阪急天神橋筋六丁目駅です。徒歩3分という至近距離です。西側から回り込まず、のだこどもクリニック東側の小路を通り抜けたら更に早く到着できそうです。
駅に非常に近いのは魅力的ですが、気掛かりなのは周辺環境です。保育所の西を南北に貫く路地は飲食店が建ち並び、昼間から飲んでいる方も目に付きました。交通量(特に自転車)も多いです。
また、保育所の周囲は住宅密集地です。隣接する民家には、子供の大きな声が直接鳴り響きます。十分な騒音対策は必須であり、子供達の活動を制約する可能性があります。
運営法人・設置予定地域の保育事情
フェアリー保育園本庄東を設置・運営するのは、(株)リンクスです。本社は北区本庄東にあります。大阪市・吹田市・箕面市で数多くの保育所等を運営しています。
大阪市北区ではフェアリールーム天六園(地域型保育事業)を運営しています。新設園の母体園となると共に、連携施設ともなります。
天神橋筋六丁目周辺は未就学児が増加しているエリアです。ジオタワー天六の存在感が強力です。
北区南東部ほどではありませんが、この地域も保育所等の不足感が強いエリアです。一方で選択肢は豊富にあり、どこを第1希望とするかが悩ましいです。中間発表時点では1歳児・3歳児で第1希望とする方が多くなっています。