2022年度新設保育所紹介、第2回は「天音つばさ保育園(北区)」です。

なお、大阪市内で2022年4月以降に新設開所する保育所等が発表されましたに一覧表を掲載しています。ご参照下さい。

ストリートビュー・基本データ・周辺環境

基本データ
仮称天音つばさ保育園
住所大阪市北区東天満1-4-5
開所予定日2022年4月1日
予定定員108名(0歳児6人・1-2歳児各18人・3-5歳児各22人)
設置・運営法人(福)博光福祉会
ホームページhttps://www.julien.or.jp/#s06

天音つばさ保育園は大阪市北区東天満1-4-5付近に設置されます。「天満別院の裏手」という言い方が分かりやすいかもしれません。

以前は古い民家が建っていましたが、既に更地化されています。

ここに定員108人の保育所が設置されます。園舎は鉄骨6階建てです。いわゆるビル型ですね。敷地の殆どを利用して建設されます。

立面図では4階部分や屋上に園庭らしき物が確認できます。園内に地上園庭を設置する予定はなさそうです。

外遊びで利用出来そうなのは滝川公園ですね。園児の足だと徒歩6分程度でしょうか。広くて遊具も豊富です。子ども達が楽しく遊べそうです。

近所には大阪天満宮もあります。少し遠出して散歩するのに良さそうな場所です。

もう少し足を伸ばせば、桜の通り抜けで有名な大阪造幣局があります。天神祭の時期はお囃子の音色が聞こえ、園舎屋上から打ち上げ花火が見られそうです。まさしく大阪天満のど真ん中という立地です。

最寄駅はJR大阪天満宮駅・地下鉄南森町駅です。天満宮駅までは徒歩5分、南森町駅は更に2分程度掛かりました。

梅田・淀屋橋・谷町界隈に通勤するのであれば、自転車で登園・通勤するのも一つの方法です。電車が直通していない淀屋橋付近へは自転車の方が早そうです(歩いたら20分ぐらい)?。

こうした立地なので、中央区北東部や都島区からの登園も可能となります。特に天満橋付近は保育所が少ないので、同園は有力な選択肢となるでしょう。

運営法人・設置予定地域の保育事情

天音つばさ保育園を設置・運営するのは、(福)博光福祉会です。

大阪市内等で数多くの保育施設を運営しています。「○○つばさ保育園」でお馴染みです。カラフルな業務車両を街中で目にします。

同保育所が設置される北区南東部は、大阪市内で最も保育所へ入所しにくい地域の一つです。入所者の推定平均点が208.3点である同心保育園を始めとして、著しく高い点数が必要な保育所もあります。

都心部に近いこの地域はフルタイム共働きに加えて様々な加点事由がある世帯が多いのに加え、ここ10年ほどで急増したファミリー層の保育需要に応じきれる保育所等が整備されていません。

相対的に不足している保育所等の定員を、高得点世帯を含む数多くの子育て世帯が殺到する構図です。

この地域に設置される保育所は非常に貴重です。入所初年度から数多くの第1希望が集中すると予想されます。

初年度は下の年齢からの持ち上がりが無いので、1歳児以上の募集定員が他園より大きくなります。この地域で1歳児以上での入所を考えている方にとっては、同園を中心にご検討下さい。

相対的に厳しくなるかもしれないのが0歳児ですね。募集予定数は6人に留まっています。

大阪市内は1歳児の待機児童が非常に多いことから、同園は1歳児の募集数に重きを置いたのでしょう。2023年度以降も毎年12人の募集が予定されています。

また、同じ北区には同一法人が運営している音色つばさ保育園があります。新園の母体園となるのでしょう。同園は0歳児募集数が多いので、両園でバランスを取ったのかもしれません。