まん延防止等重点措置の再延長を受け、保育所等の利用者に対する「家庭保育の協力要請」が更に延長されました。協力期間は3月21日までとされました。

 大阪市内においても新型コロナウイルスのオミクロン株の蔓延に伴い新規感染者数が急拡大していることから、令和4年1月24日(月曜日)から3月6日(日曜日)までの期間、保護者が仕事を休まれる等で家庭での保育が可能な方のみ、家庭での保育の協力をお願いしてきたところですが、まん延防止等重点措置の実施期間が3月21日(月・祝)まで再延長する方針が決定されましたことを踏まえ、家庭保育協力期間を3月21日(月・祝)まで再延長することとしました。

https://www.city.osaka.lg.jp/kodomo/page/0000534668.html

一時は登園者が明らかに減りましたが、大阪市内の感染者が減少に連れて少しずつ登園者が回復したかの様に感じています。

とは言え、大半の方は協力要請期間中も通常通りに登園していました。就労している方は仕事を休むわけにいきませんし、子供の相手をしながら在宅勤務を行うのは非現実的です。Web会議に子供が乱入したという話は何度も聞きます。

今後の焦点となるのが「4月1日付け入所者の育児休業からの復職期限」です。大阪市は入所した月の末日までの復職が求めています。ただ、家庭保育の協力期間と重複した場合は、期間が終了した翌月末日までの復職を求めています。

 令和4年1月1日付け、2月1日付け及び3月1日付け入所決定の子どもの保護者にかかる育児休業からの復職期限については、令和4年4月末日まで延長します。

  なお、復職証明書については、令和4年5月末日までにご提出ください。


もしも協力期間が4月以降に延長された場合、育児休業からの復職期限が5月末以降に延長される可能性があります。

重点措置の再々延長はあり得るのでしょうか。減少傾向にあるとは言え、大阪府や大阪市の感染者は非常に多い状態が続いています。病床も逼迫しています。3月21日までに問題な水準まで落ちるとは考えにくいです。

また、昨年も一昨年も年度末に感染者が著しく増加したのは記憶に新しいです。年度末は様々な集まりや人の移動が多い時期です。この直前に重点措置を終了したら、様々な会食や宴会が行われるのは明らかです。

あくまで個人的な考えですが、再々延長する可能性が高いと見ています。となれば、育児休業からの復職期限は5月末へと延長される可能性が強いです。

なお、復職期限が延長されたとしても、職場との調整や育児休業給付金の受給は別の手続が必要となります。ご注意下さい。

4月からは一体どうなるのでしょうか。