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(12/24更に更に追記)
木屋小学校の全校児童の陰性が確認されました。


校内クラスターが発生しなくて本当に何よりです。オミクロン株であっても、校内感染を防げる一事例となります。

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(12/24更に追記)

教職員家族の未就学児女児も感染していました。

大阪府の吉村洋文知事は24日、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」に府内の未就学の女児と10代男性の計2人が感染したと発表した。女児は国内初の市中感染事例となった3人の家族で、10代男性は海外からの帰国者。吉村氏は、新たな市中感染にはあたらないとの見方を示した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/226d3891adcf943ebf4412aefa384d3c536ea4d2

デルタ株以上に家庭内感染は避けられないと感じました。ワクチンを接種できていない、未就学児や小学生なら尚更です。

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(12/24追記)
オミクロン株への感染が確認された男性教員と接触があった児童約100人につき、PCR検査による陰性が確認されました。楽観は出来ませんが、まずは一安心です。

新型コロナウイルスのオミクロン株の市中感染が確認された大阪府内の3人のうち、30代の男性教員1人が勤務する寝屋川市の小学校で、男性教員らと接触のあった3クラスの児童約100人にPCR検査を実施したところ全員が陰性だったことが23日、分かった。市は3クラスの児童について「濃厚接触者に準じた対応」を取り、2週間の自宅待機とする。残りの児童約460人にも安全確認のため同日、PCR検査を実施した。

市によると、男性教員は18日に発熱。20日に新型コロナウイルス感染が分かり、22日にオミクロン株と判明した。市は20日、児童を下校させて休校措置を取り、22日の終業式も見合わせた。

https://www.sankei.com/article/20211223-MOKE6H5PAJKTJAMC5WRK3ZCETE/

寝屋川市はコロナ対応や情報公開に極めて積極的な自治体の一つです。これだけ迅速かつ大規模な対応が行えたのは、寝屋川市だからというのが理由の一つです。

それにしても、致し方ないとは言え、年末年始の2週間待機はショックです。帰省等の予定が全て飛んでしまいます。

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(12/23追記)
感染した教職員との接触があった全教職員及び3クラスの児童は、たとえ陰性であっても14日間の自宅待機を要請されるそうです。

起算日を最終出勤日たる17日とすると12月30日、今日23日とすると1月5日までが要請期間となります。

年末年始の帰省等が完全に飛んでしまいました。当事者は大きなショックを受けているでしょう。

3クラスの児童の検査結果は今日23日に、それ以外のクラスの結果は24日に判明する見通しです。


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オミクロン株に市中感染したのは、大阪府寝屋川市の公立小学校に勤務する教職員とその家族でした。また、他の子供2人と同僚1人もコロナ感染が確認されており、オミクロン株の疑いが持たれています。

市中感染の『オミクロン株感染者』は小学校教員…全児童のPCR検査実施へ 寝屋川市

12月22日、大阪府寝屋川市は、市立小学校の教職員1人が、新型コロナウイルスのオミクロン株に感染していたことが確認されたと発表しました。この教職員は寝屋川市外に住んでいるということです。

寝屋川市によりますと、この教職員は担任は持っておらず、12月16日、17日は学校に出勤、12月18日の土曜日に発熱し、19日は自宅療養。20日に医療機関を受診して新型コロナ感染が判明。22日にオミクロン株感染がわかったということです。

学校は12月20日に直ちに児童を下校させ、完全休校の措置を取りました。そして21日に全教職員のPCR検査を実施。その結果、22日に新たに別の教職員1人の新型コロナ感染が判明したということです。この教職員は担任を持っていて、オミクロン株かどうかは現在検査中だということです。

これらの感染判明を受けて寝屋川市は、当該学校の全児童を対象としたPCR検査を行うということです。

12月22日、大阪府の吉村知事は府内に住む4人がオミクロン株に感染したと明らかにした上で、そのうち3人は海外への渡航歴などはなく感染経路は不明で、国内で初めてオミクロン株の市中感染が確認されたとしていました。この3人が、今回の寝屋川市の教職員の男性とその妻、10歳未満の娘で、いずれも軽症で既に入院しているということです。またこの家族には他にも未就学児の子どもが2人いて、いずれも新型コロナの陽性が確認され、現在解析中だということです。

https://www.mbs.jp/news/kansainews/20211222/GE00041683.shtml

現時点でオミクロン株の感染が確定したのが30代夫婦と10代未満の娘、可能性が強いのは夫婦の未就学児の子供2人と同僚たる教職員です。

寝屋川市は学校関係者の感染事例を細かく公表しています

これによると、該当するのは寝屋川市立木屋小学校です。

市立小学校における教職員のPCR検査の結果について(12月20日)

PCR検査を行っておりました寝屋川市立木屋小学校担任外教職員(市外在住)に新型コロナウイルス感染症の感染が判明いたしました。(濃厚接触者としての検査ではなかったために、結果判明までの完全休校はありませんでした。)

これにより、市対処方針に基づき、市保健所の指導のもと、感染可能期間に出勤していた教職員全員にPCR検査(全員スクリーニング検査)を実施するとともに、感染可能期間に当該教職員と接触のあった児童にPCR検査(部分スクリーニング検査)を実施し、検査結果が判明するまでの完全休校(留守家庭児童会を含む)となるため、本日速やかに完全休校の措置を行いました。該当する児童には、学校または保健所から連絡させていただきます。

https://www.city.neyagawa.osaka.jp/organization_list/kyoiku_gakkokyoiku/gakumu/korona/elementary/1597405131984.html

12月20日付の通知には当該教職員と接触があった児童のみPCR検査を行うとされていますが、オミクロン株の確認を受け、全児童のPCR検査(恐らくはゲノム解析も)を行う事にしました。

学校教員は頻繁に声を出す仕事です。学校は狭く、ソーシャルディスタンスが取りにくい環境です。別の教職員への感染拡大が疑われており、児童へ感染が広がっていない保証はありません。

もしも多くの児童に感染が広がっていたら、学校におけるオミクロン株に対する感染予防対策が根底から覆ります。デルタ株と同じ対策では、校内感染の拡大を防げなくなってしまいます。

特に小学校は殆どの児童がワクチン接種を受けていません。オミクロン株の感染力の強さを踏まえると、児童は極めて脆弱な立場に立たされています。全員PCRの結果は極めて重要です。

5歳~11歳の児童にもいち早いワクチン接種が求められていますが、来年3月以降に先送りされる見通しです。

 5~11歳を対象にした新型コロナウイルスワクチンの接種開始時期について、来年3月以降にずれ込むことが厚生労働省への取材で判明した。国は早ければ2月にも開始する可能性を示していた。小児用ワクチンの輸入が2月にずれ込む影響で、厚労省は24日に自治体に説明する。

https://news.livedoor.com/article/detail/21397325/

事実上、小さな子供はオミクロン株に無防備となります。非常に非常に心配です。子供を守る手段が余りに乏しいです。3学期の小学校や保育所等の運営は、これまで以上の困難に見舞われそうです。

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