今日は新たに大阪市立7学校園で臨時休業を行うと発表しました。
この中で気掛かりなのは、児童2名の感染が発表された高津小学校です。休校期間が9月20日(月)までとされています。1週間以上の臨時休業です。
感染は児童に留まりませんでした。教職員の感染も判明しています。
大阪市の基準によると、複数の感染者や濃厚接触者が複数学年で発生した場合は学校全体の臨時休業を行うとされています。
児童2名の感染に伴う濃厚接触者が複数の学年に生じ、更に教職員の間にも感染が広がっている恐れがあります。そもそも複数の教職員が濃厚接触者となり、出勤できないとも考えられます。
同校に限りませんが、教職員やその同居家族が感染・濃厚接触者となり、出勤できない事例が頻発していると聞きます。恐らくは大学生や高校生の子供が感染し、家庭に持ち込んでしまうケースが多いのでしょう。
なお、高津小学校の保護者向け案内文は、日本語(ルビ付き)・英語・中国語の3カ国語で記載されています。国際性豊かな地域柄を反映していますね。Google翻訳を使っている様子です(訳文が同じでした)。
また、成育小学校ではコロナ感染者が継続的に確認されています。2学期は9月1日~5日、8日~13日(延長含み?)が臨時休業です(他に7日は給食繰り上げで緊急下校)。
これまでに2学期の通常授業日は12日ありましたが、同校が授業を行えたのは5.5日しかありません。半分以下です。
五月雨式に感染者が確認され、臨時休業期間が都度延長されています。高津小学校の様に1週間休みますと決定してくれた方が、保護者の仕事は段取りを付けやすいです。
これらにより、9月13日に臨時休業を行うのは8学校園となりました。
大阪府立学校は土曜日に17校、日曜日に6校で新たに臨時休校を行うと発表されました。
https://www.pref.osaka.lg.jp/hokentaiku/hoken/rinjikyuugyou.html
交野支援学校四條畷校では4人の感染が明らかになっています。これに加え、今日12日には別の生徒や教職員の感染も確認されています。近日中にクラスターと認定されるでしょう。
その他にも臨時休業を引き続いて実施する学校が複数あります。高校生はクラスや学年を越えた交流も多く、小中より濃厚接触者や感染者が広がりやすい特徴があります。
今更ながらとなりますが、府立高校は2学期開始直後からオンライン授業を行うべきだったのかもしれません。
部活動は殆ど止めていますが、登校した高校生の活動を抑制するのは本当に難しいです。先生が指導しても聞かない高校生は少なくないですね。
これらにより、少なくとも18校が9月13日は臨時休業を行います。
また、大阪市立汎愛高等学校は41人が感染したクラスターが発生しました。