令和4年度(2022年度)大阪市保育所等一斉入所の申込書は、今日9月6日から配布されています。インターネットからもダウンロードできます。

令和4年度 保育施設・保育事業利用の案内について
https://www.city.osaka.lg.jp/kodomo/page/0000541365.html

※上記ページ内「申込みに必要な書類は、このページよりダウンロードしてご利用いただくこともできます。」をクリックすると、令和3年度版申込書へ飛んでしまいます。クリックせず、ページを下へスクロールすると令和4年度版申込書をダウンロードできます(早急に修正されるでしょう)。

正しい書類はこちらです。

令和4年度 保育施設・保育事業利用の案内
https://www.city.osaka.lg.jp/kodomo/cmsfiles/contents/0000541/541365/01_riyounoannai.pdf

新年度からの利用調整にあたっては、下記の点が変更されています。

利用調整基準の昨年度からの変更点
・調整指数表の家庭内で就労している又は就労予定の場合の減点及び親族に雇用されている場合の減点を廃止しました。
・利用調整基準上の点数が同点となった場合に適用される順位表の家庭外就労と家庭内就労の優先順位を廃止しました。
・順位表に親族以外からの雇用と親族からの雇用の優先順位を新たに設けました。

ここ数年は家庭内・家庭外就労による区別を無くす方向で動いていますね。家庭内であっても、小さな子どもを保育しながら仕事をするのは極めて困難です。

更にテレワークの普及により、家庭内外を区別する事の合理性も低下したのでしょう。殆どテレワークなのに家庭外就労、自宅事務所で客先訪問も多いのに家庭内就労と評価するのは不合理です。

親族雇用は点数減点ではなく順位表(同点の場合の優先付け)へと移行しました。親族雇用は不正の温床にも繋がりかねないので、以前からチェックが厳しいと言われていた箇所です。適切な就労実態等が必要となるでしょう。

大阪市では大規模マンション内に設置された保育施設につき、居住者が優先的に入所できる制度を設けています。

大規模マンションにお住まいの方のマンション内保育施設等の優先利用
(中略)
なお、現時点において令和4年4月1日から優先的な利用調整が可能となる保育施設等はありません。

新年度から対象となる保育施設等はないとしていますが、来年4月に開設が予定されている「(仮称)シティタワー大阪本町内保育所」は含まないのでしょうか。

シティタワー大阪本町(中央区備後町)に認可保育所(60名)が設置されます(2022/4予定)

また、今年からは全ての区で申込書提出と同時に面接が行われます(昨年は一部の区でした)。

利用申込受付のオンライン予約

大阪市では保育施設等の利用申込にあたって、申込受付時に面接を行います。

令和4年4月1日からの保育施設等の利用申込にあたり、受付会場での混雑を避けるために、1次調整の受付期間中(令和3年10月1日から令和3年10月15日まで)、全ての区において受付・面接のオンライン予約を実施します。

予約は令和3年9月10日(金曜日)の9時から開始します。

次のリンク先から受付・面接のオンライン予約を申し込んでください。

受付・面接のオンライン予約の案内ページ

※オンライン予約を行うには「大阪市行政オンラインシステム」の新規登録が必要です。お手数ですが、「大阪市行政オンラインシステム」(上記リンク先)にアクセス後、ページ右上の「新規登録」より利用者登録をお願いいたします。

※「大阪市行政オンラインシステム」を利用できない方はお住まいの区の保健福祉センター保育担当にお問い合わせください。

オンライン予約が出来ない方は、区役所へ電話して申し込む事も出来ます。

「面接」と聞くと身構えてしまいますが、書類のチェックや子どもの様子を確認するだけです。

ここで大切なのは「正当な点数と判断される材料を伝える」ことです。

保育所等の入所調整は「点数」で判定されます。本来は高い点数であっても低い点数と評価されてしまうのは悲しいです。判断や評価に迷う点があったら担当職員へ訊ね、適切な点数と判断される様に主張?して下さい。

申込書の提出期間(=面接)は令和3年10月1日10月15日までです。もう1か月ありません。

必要となる書類も多いです。事務作業に慣れている方でしたら問題がありませんが、そうでなければ書類集めや作成に時間が掛かります。早めに準備するようにして下さい。