依然として感染者が確認される学校は多い物の、少しずつ減少してきた気配があります。
今日は新たに大阪市立11学校園で陽性者が確認されました。
今朝になって感染者が確認されたばかりの墨江丘中学校は、早くも明日から学校を再開します。但し、3年生だけは10日まで学年閉鎖されます。
今日の発表内容は少し心配です。平野小学校(児童2名)・聖和小学校(児童2名)・成育小学校(児童3名)で同時に複数人の感染者が発表されています。
実はこの3校では既に8月末から感染者が確認され、臨時休校や再開を行ってきました。水面下での広がりを感じさせます。
特に厳しいのは平野小学校です。
8月30日に感染者が確認されて緊急下校、9月6日にようやく再開したと思った矢先、9月7日に再び感染者が確認され、8日から再度の臨時休業を行います。
2学期が始まって以来、朝から夕方まで授業が行えたのはたったの4日間のみです。
子どもの心情が不安定になっていないか、保護者の仕事や収入に重大な影響が生じていないか、非常に心配です。
成育小学校も似た状況です。9月1日~9月5日まで臨時休業、6日から再開、そして7日は給食後に緊急下校を行いました。
デルタ株が学校内に入り込んでしまうと、少し日をおいた後に新たに誰かが発症してしまうかの様な印象を受けました。非常にしつこいです。
長い臨時休業から再開した後に複数人の感染が判明したのは重大な懸念があります。1週間近くに渡った臨時休業や疫学調査から漏れてしまった児童がいました。
今後は臨時休業の更なる長期化や調査範囲の拡大は避けられないでしょう。授業時間を補填するのが物理的に困難なレベルとなりつつあります。
これらにより、9月8日に臨時休業を行うのは18学校園となりました。
なお、汎愛高校は8月27日から9月10日まで臨時休業中です。「臨時休業期間中に教職員に多数の陽性者・濃厚接触者が判明し」とある事から、学校(特に職員室)でクラスターが発生した可能性が濃厚です。
大阪府立学校は10校で新たな感染者が確認され、臨時休校を行うと発表されました。
https://www.pref.osaka.lg.jp/hokentaiku/hoken/rinjikyuugyou.html
三国丘高等学校で複数人の感染が確認されています。
昨日に明日9月8日も臨時休校を行う旨を発表した学校が5校あります。9月8日は計15校が臨時休業を行います。
一部の学校で校内感染が深刻化し、休業が長期化しています。著しい負担が掛かっています。
来年度就学予定の大阪市内の小学校にいきました。
授業風景を見学できるということで教室をいろいろのぞかせていただいたのですが
途中にあった職員室をみて驚きました。授業中なので多くの先生は教室にいかれているはずなのに
先生同士の距離が近くソーシャルディスタンスを確保できる広さはなさそうです。
また窓を開けているように見えませんでした。ブラインドもかかっていたので
仮に窓があいていたとしても十分に換気できているのか疑問に思いました。
こちらの記事にも職員室でクラスター発生の可能性がある学校もでているとのことで
小学校に通わせることに不安が拭いきれません。
もちろん私が見たのはいち小学校の数分の風景にすぎないのですけれども。