7月23日からオリンピック・パラリンピックが開催されるオリンピックスタジアム
我が家の夏の予定が概ね固まりました。以前にも記した通り、7月22日~25日(もしくはその前後)で帰省しようと検討しています。
先日、実家に「コロナワクチンの接種予約は済んだ?」と訊いたところ、「もう1回目は接種した、2回目は6月下旬に接種する予定。近くに住んでいる親族も概ね同じスケジュールで接種している。」との返事がありました。
この話を聞いて、気持ちが本当に楽になりました。帰省する事によって感染させてしまうリスクが非常に小さくなった為です。これまでとは異なり、感染を恐れて帰省を見送る必要がなくなりました。
いつ帰省する? 7月にリバウンド&8月に再宣言の可能性も
夏のどこかで帰省するとして、後はタイミングです。有力なのは小学校の1学期が終了した直後の4連休やお盆です。
4連休は7月23日から開催される予定の東京オリンピックと重なります。また、今年のお盆の人出は全く予想できません。
重視したいのはこの頃の感染者数です。感染者が少なければ動きやすいのですが、多ければ動くのを躊躇ってしまいます。
東京大学大学院経済学研究科の仲田泰祐准教授らのシミュレーションによると、緊急事態宣言を解除してから3週間後にリバウンドが発生し、8月上旬には重症病床の約70%が使用されるとされています。
https://covid19outputjapan.github.io/JP/tokyo_latest.html(リンク先に大阪等もあり)
宣言は6月20日に解除される可能性が濃厚です。となると7月10日頃にはリバウンドが発生し、感染者数は日に日に増加すると考えられます。日程が後になればなるほどに感染者が増え、動きにくくなりそうです。8月には再び緊急事態宣言が発出される可能性があります。
となると、帰省するのはやはり早い方が良さそうです。
7月22日に乗車するJRきっぷは1か月前の6月22日午前10時から発売されます。ここで予約しようと思います。また、この日の予約状況を見れば、7月4連休の人出の検討が付きます。
オリパラは観客1万人? それ以外の人流は抑制する方針
一方で政府は、6月21日からパラリンピックが終了する9月5日までの間、東京都にまん延防止等重点措置を適用する調整を行っています。首都圏の他県や京阪神にも同様の措置が行われる可能性が高いです。
目的は「夏休みはお盆期間の人流抑制」です。
政府は東京五輪・パラリンピックを巡り、大会期間中、東京都にまん延防止等重点措置を適用する調整に入った。G7の首脳声明に五輪開催への支持が盛り込まれ、新型コロナウイルスの感染対策など準備を本格化させた。観客を入れた形の開催に慎重な専門家の意見に配慮した。観客は他のスポーツイベントの人数上限に準じて今月中に判断するが、緊急事態宣言の解除を機に、観客数制限を緩和する案も浮上した。政府関係者が14日、明らかにした。
大会期間中の重点措置適用は、お盆の人の流れを抑える狙いもある。
更により多くの観客数を受け入れる事も検討しているそうです。
まん延防止等重点措置の対象となった場合、観客は「上限5000人かつ収容率50%以下での開催要請」となっているが、田崎氏が取材したところ「収容率50%は維持されるが観客数の上限を増やす可能性も」という見込みがあるとした。
「50%以下の所は変わらないと思うんですけど、入れる観客数を5000人にしておくのか、それを1万人にするのかという議論はあるんです」と明かし、その上で「5000人にするか1万人にするかの違いで。50%の所は維持されますけど、こちらの方(上限5000人)はたぶん採用されない、オリンピックの場合は」と話した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9a5deeb3813b5fcf7abc6cd75f0c81e831a8786d
オリンピックは通常のスポーツイベントではありません。国内で行われるのは数十年に1度の、実質的に日本政府が主催となって行う、世界最大規模のスポーツイベントです。海外から10万人以上の関係者が入国し、国内でも数十万人もの人間が都境を越えて観戦に訪れます。
東京オリンピック・パラリンピックに関する人流は積極的に後押しする反面、それ以外の人流を抑制するとは無茶苦茶な話です。
新型コロナウイルスの感染拡大を防止する為の人流抑制には積極的に協力してきましたが、オリパラの為に協力する気はありません(邪魔はしませんが)。
家族や周囲の人間がコロナウイルスに感染しないのを最優先としつつ、子供達が楽しい夏休みを過ごすのを大切に考えています。オリパラより家族優先です。今夏は気を付けて帰省もしますし、時間や感染状況が許せば小旅行もしたいです。