コロナワクチンの接種が全国で進んでいます。

周囲の高齢者も続々と接種しています。中には様子を見ている方もいますが、「お盆に子供や孫に帰省して欲しかったら、絶対に打った方が良いです」と強く伝えています。

一方、現役世代への接種はまだまだこれからです。特に人と接する機会が多いエッセンシャルワーカーには早急に接種して欲しいのですが、もう少し時間が掛かりそうです。

そうした中、株式会社ポピンズに所属する保育士の一部(計1500人)が職域接種を行う事が明らかになりました。

株式会社ポピンズ(東京都渋谷区:代表取締役社長 轟麻衣子)は、政府の職域単位でのワクチン接種に全面協力を行う伊藤忠商事株式会社(本社:東京都港区、社長 COO:石井敬太)の社会貢献の一環として、伊藤忠商事社員、グループ社員、東京本社ビルの受付・警備等の委託先社員を対象とするワクチン接種の対象にポピンズ所属の保育士約1,500人を加えていただくこととなりました。

概要
・ 開始日: 2021年6月21日(月)
・ 場所: 伊藤忠商事株式会社 東京本社および大阪本社
・ 対象者:ポピンズ所属のワクチン接種を希望する保育士(東京・大阪)
・ 接種数:約1,500人分(伊藤忠商事のワクチン数のうちポピンズの保育士に接種いただく分として)
(以下省略)

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000081.000029613.html

同社は伊藤忠商事の事業所内保育所を運営しています。同じ職場で勤務する一関係者として、伊藤忠商事の職域接種に加えられたそうです。

保育所でのコロナ感染は、保育士を起点とするケースが少なくありません。

以前に大阪府内の感染事例を追ったところ、保育士の同居家族→保育士→他の保育士→園児→園児の保護者という感染経路が浮上した事がありました。

保育士がコロナワクチンを接種できれば、保育所内にコロナが持ち込まれる可能性は大幅に減少します。それ以上に効果が大きいのは、保育士自身の安堵感でしょう。コロナにびくびくする必要が大きく減ります。

同社はたまたま伊藤忠商事との縁があり、職域接種の対象となりました。しかし、我が家がお世話になっている保育所にはこうしたツテはありません。

大阪市では市が開設した大規模接種センターの予約率が低迷しています。

大阪市教員や職員への接種を開始するそうですが、ここに保育所等(こども青少年局が所管する法人等)で勤務する職員も加えて欲しいです。多くの人間と接するエッセンシャルワーカーとして、早期に接種する必要性と重要性は高いです。

ここは是非、大阪市の松井市長に「保育士にも優先的に接種してもらいます」と発言して欲しいですね。期待しています。