大阪府は明日4月25日から緊急事態宣言が発出されますが、小中学校や高等学校では継続して通常授業が行われます(大阪市立小中学校等を除く)。
しかし、4月だけで3分の1の府立学校に新型コロナウイルス感染者が発生し、臨時休校を行いました。
その一つ、大阪府立池田高校では感染拡大が深刻化しています。また、大手前高校・教育センター附属高校でも感染者が発生しています。
http://www.pref.osaka.lg.jp/hokentaiku/hoken/rinjikyuugyou.html
池田高校では4月21日以降だけでも、12人の感染が確認されています。
池田高校のウェブサイトで確認したところ、4月12日から感染者の確認による休業や学校再開を繰り返している事が記載されていました。
日付 | 項目 |
4月12日(月) | 生徒の罹患が判明、1限より授業中止で帰宅 |
4月13日(火) | 学校再開 |
4月15日(木) | 生徒の罹患が判明、6限より授業中止で帰宅 |
4月16日(金) | 学校再開 |
4月20日(火) | 生徒の罹患が判明、1限より授業中止で帰宅 |
4月21日(水) | 臨時休業、複数生徒(4人)の罹患が判明 |
4月22日(木) | 臨時休業、複数生徒(4人)の罹患が判明 |
4月23日(金) | 臨時休業、生徒・教職員(計4人)の罹患が判明 |
4月24日(土) | 4月26日までの臨時休業を決定 |
4月12日に感染が確認された生徒と23日に確認された生徒・教職員は地続きかもしれませんね。とすると、1学期再開後、1か月弱に渡って高校内で感染が広がっていた事になります。
これだけ学校再開や臨時休業が繰り返されると、果たして当該校の生徒は集中して学習できているのでしょうか。
大阪府立学校の休校は今後も続き、学校クラスターは発生するでしょう。