小規模保育施設設置への応募が締め切られました。
「小模保育施設設置への応募状況が公開されました。応募見送りが相次ぎました。」で応募件数の少なさを心配したところ、数カ所で新たな応募があり、最終的には32地域中、25地域で応募がありました。
全体の4割の地域で再募集を行い、2割の地域で新たな応募があった計算になりました。

行政区募集番号募集箇所数事前登録件数応募件数応募締切日実施する審査
北区12ヶ所8件3件4月24日選定審査
都島区21ヶ所3件3件4月24日選定審査
31ヶ所1件1件4月24日適格性審査
福島区41ヶ所1件1件4月24日適格性審査
1ヶ所6件5月16日選定審査
此花区51ヶ所1件1件4月24日適格性審査
1ヶ所0件5月16日
中央区61ヶ所7件4件4月24日選定審査
西区71ヶ所7件2件4月24日選定審査
港区81ヶ所1件1件4月24日適格性審査
大正区91ヶ所0件5月16日
101ヶ所1件1件4月24日適格性審査
天王寺区111ヶ所3件2件4月24日選定審査
浪速区121ヶ所5件3件4月24日選定審査
西淀川区131ヶ所4件1件4月24日適格性審査
1ヶ所1件5月16日適格性審査
淀川区141ヶ所1件0件4月24日
1件5月16日適格性審査
151ヶ所2件5月16日選定審査
161ヶ所1件0件4月24日
0件5月16日
東淀川区172ヶ所5件3件4月24日選定審査
東成区181ヶ所4件1件4月24日適格性審査
生野区191ヶ所3件2件4月24日選定審査
旭区201ヶ所3件5月16日選定審査
城東区211ヶ所1件1件4月24日適格性審査
221ヶ所1件1件4月24日適格性審査
鶴見区231ヶ所3件1件4月24日適格性審査
1ヶ所0件5月16日
阿倍野区241ヶ所1件1件4月24日適格性審査
251ヶ所1件1件4月24日適格性審査
住之江区261ヶ所3件3件4月24日選定審査
住吉区271ヶ所0件5月16日
281ヶ所1件1件4月24日適格性審査
東住吉区291ヶ所3件2件4月24日選定審査
301ヶ所4件4件4月24日選定審査
平野区311ヶ所0件5月16日
西成区321ヶ所1件1件4月24日適格性審査

http://www.city.osaka.lg.jp/kodomo/page/0000255824.html#jyoukyou

再募集で応募があったのは福島区(4)、西淀川区、淀川区(14)(15)、旭区です。
特に福島区では6件もの応募が集中しています。
同区での待機児童問題は深刻であり、再募集が行われたのは不思議な感じがしました。

一方、再募集でも応募が無かったのは此花区(2カ所中1カ所)、大正区(大正中央中学校周辺)、淀川区(塚本駅東部)、鶴見区(ほぼ全域)、住吉区(南住吉2丁目)、平野区(喜連東1-5丁目)です。
此花区は認可保育所が決定的に不足しているユニバーサルシティ駅・安治川口駅周辺で2施設の公募を行ったところ、2施設では供給が過剰すぎるという判断が事業者側にあったのかもしれません。
他区の場合は入所基準点が高くない保育所が公募地域周辺にあり、入所者のニーズが十分に見込めない可能性があったのでしょうか。

あくまで私見ですが、保育施設の増設による待機児童対策は曲がり角を迎えつつある雰囲気が感じられます。