大阪府のコロナ感染者が爆発的に増加しています。7月20日・21日は2万人前後に達すると予想しています。

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(追記)
予想が当たりました。

新型コロナ 大阪初の感染者2万人超
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20220721/2000064031.html

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臨時休業を行う大阪市立学校も急増しています。7月20日から市岡中学校大桐中学校城東中学校新巽中学校長吉西中学校が臨時休業を行っています。

https://www.city.osaka.lg.jp/kyoiku/page/0000509375.html

高校も同様です。

■ 臨時休業の始期 7月20日(水曜日)
<臨時休業(学級)>
・府立泉陽高等学校
・府立高津高等学校
・府立都島工業高等学校
・府立布施工科高等学校

<臨時休業(学年)>
・府立淀川工科高等学校

https://www.pref.osaka.lg.jp/hokentaiku/hoken/rinjikyuugyou.html

大阪府内では10代の感染者が突出して多い状況が続いています。中学校や高校を中心に、感染が急激に広がっているのは間違いありません。

大きな要因の一つだと考えられるのは「部活動」です。今日から臨時休業を行っている中学校でも、部活動を活発に行っている様子が学校日記に掲載されています。大半はノーマスク、換気が不十分だと考えられる体育館や武道場等でも行われています。これでは、感染が広がってしまうのは避けられません。

また、宿泊行事との関連も否定できません。6月末や7月頭に修学旅行・一泊移住等を行い、その後に臨時休業を行った中学校も少なくありません。

大阪市立小中学校は昨日と今日で終業式を終えました。小学校ではしばらく学習会や校庭開放等が行われますが、その後は接触する機会は減っていきます。

しかし、中学校はハイリスク活動たる部活動がまだまだ続きます。臨時休業等が発表されないまでも、特定の部活動がクラスター化するのは避けられません。大会に出場できない部員や学校も頻出するでしょう。

夏休みに林間学校等を予定している学校も多いです。この状況でも決行するのでしょうか。子供の教育活動を重視したいのですが、この感染者数での実施は「無謀」です。

昨年の夏に痛感しましたが、長期休業中における学校(学生)の感染状況は本当に見えません。10代未満や10代感染者数から推測するしかありません。

行動制限等が掛けられていない状況下では、感染者の急増は止まりません。大阪でも近い内に2万人、その先には3万人を越えてしまうでしょう。

学校は夏休みに入りましたが、夏の予定は全くありません。本当に白紙です。子供は出掛けたがっていますが、怖くてとても無理です。

夏のイベントもどうなってしまうのでしょうか。現時点では地域の盆踊り(8月上旬)は行う予定とされていますが、内心では「無理、行われても行かない」と判断しています。