4月の小学1年生はまだまだ幼稚園児・保育園児の様な小ささです。特段の配慮が必要なのは言うまでもありません。
この学童は、鹿児島県志布志市にあるヨコミネ式たちばな保育園系列の通山保育園の学童で
太陽の子学童クラブです!— YYYZZZ @XYM築城主 (@yyy_zzz_yyy) April 2, 2021
泣く女児に「大きい声で言え」 児童クラブの動画に批判
鹿児島県志布志市の学童保育施設で、施設の支援員が、泣き続ける小学1年の女子児童に「大きい声で言え」など厳しい言葉を次々に浴びせる動画がインターネット上に拡散し、市に抗議や批判の電話が寄せられている。
市によると、この施設は市内の社会福祉法人が市の委託を受けて運営する「太陽の子児童クラブ」。現在は小学1~6年生の計約90人が利用している。
市によると、動画は1日に撮影された。この日初めて施設を利用した女子児童が自己紹介を求められた際、うまく言葉が出ずに泣き続けたところ、支援員が「大きい声で言え」「秒数が進んでいく、10、9、8……」「名前は?」「言うの言わないの、どっち」といった言葉を次々に浴びせる様子が撮影されている。
3日に動画の存在を把握した市はこの児童クラブで聞き取り調査を実施。児童クラブ側は動画の内容を認め、「行きすぎたことをした。児童や保護者に大変申し訳ない」と話したという。市は「明らかに行きすぎた言葉遣いだ」と児童クラブを注意した上で、今回の事態に至った経緯や理由などに関する報告書の提出を求めたという。
市には動画を見た人などから「ひどすぎる」「原因を究明すべきだ」といった抗議や批判の電話が相次いでいるという。市の担当者は「大変残念なことが起きた。児童クラブ側の報告書を見て必要な対処をしたい。また二度とこのようなことが起きないように対策を講じたい」と話した。
被害に遭った1年生の保護者がツイッターへ投稿し、爆発的に拡散されました。余りに酷い対応に心を痛めた高校生が撮影し、被害者の家族へLINEで知らせたそうです。
この学童に通っている長女の友達の高校生が隠し撮りして長女にLINEしてくれました。この動画と1時間立たされてるって…マジブチ切れです。
— YYYZZZ @XYM築城主 (@yyy_zzz_yyy) April 2, 2021
この子はうちの子でこんど新一年生に成ります。この日は初めての学童でした。この学童は高校生まで通ってます。そこで自己紹介があり、初めての場で緊張で自己紹介できなかったみたいで泣きながら1時間立たされてこんな感じだったみたいです。そこに長女の友達の高校生の子がいっててその子が携帯で、
— YYYZZZ @XYM築城主 (@yyy_zzz_yyy) April 2, 2021
何らかの被害等を受けた場合、音声や映像等で証拠を残すのは必須ですね。本件も隠し撮りがなければ拡散して炎上もせず、1年生は学童保育へ行くのを嫌がり、保護者が学童指導員を問い詰めてもシラを切るだけでした。
新1年生は本当に小さくてかわいいですね。数日前まではまだ保育園児や幼稚園児でした。学校での様子を見ていると、1学期はまだ園児気分、夏休み明けから小学生らしくなっています。
被害に遭った小学校1年生は、この日に初めて学童保育を利用しました。つい昨日までは保育園児でした。楽しみ半分緊張半分といった気持ちで登校したのでしょう。
子供がお世話になっている「いきいき」でも、1日から多くの1年生が利用しています。子供には「1年生この前まで幼稚園児や保育園児だったから、絶対に優しく接すること!」と言い含めています。優しく接しすぎた為か、昨日は「小さい子に群がられて、少し困った」と零していました。
保育園とは異なり、小学生以上が利用する学童保育は体格や体力に勝る人間ばかりです。保育園の年長という一番の年嵩から、小学校1年生という年下へと立場が変わっています。
初めて利用した1年生が不安定になりやすいのは、学童保育指導員としては知っていて当たり前です。どんな組織や施設であっても、初めて利用する方には丁寧に接するのが当然です。
しかし、この学童指導員は正反対の接し方を行いました。次々と言葉を浴びせ、追い詰め、泣かせてしまいました。重大なパワハラです。許されません。
酷い叱責が行われたのは、太陽の子児童クラブです。事件後、ウェブサイトは削除されました。
運営しているのは社会福祉法人純真福祉会、そして学童保育は通山こども園に併設されています。乳児から高校生までが同じ場所に集まっているのですね。
大規模な学童保育であると同時に、行事等も充実しています。毎年の様にイベント等が企画され、多くの子供達が楽しみに参加していたでしょう。
https://www.yokomine.jp/data/photo/jyunshin/syushi.pdf#page=3
こうした施設であれば、学童指導員は新1年生への接し方を十二分に知っているはずです。昨日までは併設されているこども園へ通っていた様な年齢の児童です。
当選初日に見ず知らずの大人が叱責したら、子供が受け止めきれないのは当然です。
報道で気になったのは「ヨコミネ式」という言葉です。
実は社会福祉法人純真福祉会の理事長は、「ヨコミネ式教育法」の創始者である横峰吉文氏です。
卒園までに園児全員が逆立ちで歩いたり5歳児で漢字が読み書きできたりと、
そのユニークな「ヨコミネ式」子育ては全国的に話題となり、
カリキュラムとして採用する保育園、幼稚園が急増している。女子プロゴルファー橫峯さくらの父・良郎氏は実弟
「ヨコミネ式」が頭の片隅に引っかかったのは、以前に福岡県宗像市の認可保育所「日の里西保育園」副園長(当時)が園児にヨコミネ式を強要し、暴行を加えた事件があったからです。
なお、ヨコミネ式と本事件との関係は不明です。