先週金曜日(2021年2月12日)の2次調整締切をもって、2021年度大阪市保育所等一斉入所手続は概ね終了しました。2次調整の結果は2月26日(金)に発送され、大半の地域では翌27日に到着する見通しです。

ここでコロナ禍に揺れた2021年度一斉入所を振り返ってみます。

多数の結果報告、ありがとうございます!

今年も多くの方から結果報告をお寄せ頂きました。本当にありがとうございます。

【重要・随時更新】2021年度(令和3年度)大阪市保育所等一斉入所の結果は続々と到着中です

まだまだ募集しています。結果は2次調整分も含めて集約し、3月上旬をメドに当ウェブサイトにて掲載する予定です。

申込数が1,000人以上も減少

2021年度一斉入所で最も大きな出来事は「申込数の急減」でしょう。

【2021保育所等一斉入所申込分析】(1)大阪市全体/0・2-3歳児は申込1割減、幼保無償化の反動&コロナ禍が影響?

申込数は前年より1,036人も減少し、14,895人となりました。1,000人以上も減少するのは大阪市では初めての出来事です。

また、他の自治体でも大幅に減少したという話を見聞きします。大阪市だけの現象ではなさそうです。

大幅に減少した理由は2点考えられます。「幼児教育・保育無償化による反動減」と「コロナ禍」です。

2020年4月に前倒して入所した家庭が多かった、コロナ禍によって保育所等への入所を控えた(様子見)、そして雇用状況の悪化によって申し込む必要がなくなった、というものです。

来年以降は無償化による反動減は一段落するでしょうが、コロナ禍による影響は未だ残ります。観光業や飲食業を中心とした雇用情勢の悪化は続きます。卒園式や入園式の実施も不透明です。

更に急激に進行した少子化がのし掛かります。2021年上半期の出生数は記録的な落ち込みとなり、2022年4月0歳児入所は非常に入りやすくなりそうです。

入所最低点が下落?

結果を報告して頂いた方々の話を聞く限り、「例年より入所しやすくなったのでは?」と感じています。「ダメ元の第1希望に内定した」「加点が無くても内定した」という結果を多く頂きました。

バイアスが掛かっている恐れもあるでしょう。5月末に大阪市から発表される結果を見てから、改めて考えたいです。

2次調整を行う保育所等も大幅増

1次調整の申込減は、そのまま2次調整へ影響しました。1次調整で定員を充足できず、2次調整を行う保育所等が相次ぎました。

2次調整を行った施設等は各区役所のウェブサイト(大阪市役所ウェブサイト更新情報(非公式):キーワード「保育」からご覧下さい)に掲載されています。

特に申込数が大きく減少した0歳児では、非常に多くの保育所等が2次調整を実施しました。1次調整では例年と同じく6年保育の保育所等に希望が集中した反面、地域型保育事業は定員割れが相次ぎました。

1歳児以上のクラスでも2次調整が目立ちました。例年にない現象でした。

保育所等の見学に苦戦

コロナ禍は保育所選びにも大きな影響を与えました。

多くの保育所等は施設内(特に保育室内)へ入場する人間を限定しました。保護者であっても保育室内への立入を制限する施設もありました。

見学者も同じです。一昨年までは施設内を詳しく見学させていた施設であっても、今年は一部エリアに限定、1日の見学者数を制限、中には見学自体を断った施設もありました。

新型コロナウイルスは誰か感染しているか分からない状況です。園児や職員等への感染を防ぐ為、それ以外の人間が園内へ立ち入らない様にしたのは仕方ありません。

ただ、電話での丁寧な説明、パンフレットの配布、オンライン見学会等、園内の見学を代替する方法はありました。こうしたきめ細かい対応の有無が入所希望者の増減に影響を与えたかもしれません。

当面はコロナ禍は続きます。昨年前の反省を踏まえ、見学希望者(=潜在的な入所希望者)に十分な情報を提供できる方法を今から模索する必要があります。

入所したい施設であっても「コロナが怖いので見学は全て断っています」と言われてしまうと、モチベーションが下がってしまいますね。

保育所等との繋がり

昨年はコロナ禍によって社会から孤立してしまった子育て世帯が少なくないと聞きます。

特に乳児を育てている家庭は外出する機会が例年以上に制約され、同じ様な年代の子供を育てている家庭と交流する機会が非常に少なかったでしょう。一時期は公園へ遊びに行くのも躊躇われたほどです。

乳児を育てている時期に外部から孤立すると辛いです。ストレスと孤立感が心身をむしばみます。泣いてばかりいる子供に嫌気が差します。

一方で保育所等に助けられたという話も聞きます。大阪市を含む多くの地域では、昨春は臨時休園や登園自粛の要請が行われていました。

家庭保育を要請しながらも、限られた保育士が家庭での様子をフォローした保育所もありました。追い詰められた様子がある家庭には「子供は1日預かるので、たまには気分転換して下さい。」と声を掛けたそうです。

昨春は保育所等も追い詰められていました。全てが手探り、五里霧中だっそうです。

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