大阪府に緊急事態宣言が発出されて4日目となりました。
なんば等の人出は大きく減少したと聞きましたが、最寄駅の乗降客が減少した印象は受けません。駅周辺の居酒屋やカラオケ喫茶等はコロナ禍依然と変わらずに大繁盛しています。
客足が目に見えて落ちたと感じるのは、大人数グループを主なターゲットとした大箱の居酒屋です。企業等の宴会需要が激減し、店には閑古鳥が鳴いていました。
また、高齢者向けの各種店舗も閑散としています。昔ながらの物販店、高齢者に特化したマッサージ店、和菓子屋等は客がいません。
外出ついでに駅周辺のテナントを軽く眺めて回ったところ、驚くほどのテナントが閉店していました。コロナ禍によるダメージは確実に蓄積されています。
大阪府内では連日に渡って多くの感染者が報じられています。
1月16日の感染者数は629人でした。1週間前の土曜日よりやや減少しましたが、実際には過去3番目の多さです。
http://www.pref.osaka.lg.jp/attach/23711/00376026/otegami%20.pdf
ここ数日の感染者の中には大阪市立学校の関係者も含まれています。
今週後半に大阪市立新東淀中学校(東淀川区)・菫中学校(城東区)の生徒が、加賀屋中学校(住之江区)・聖和小学校(天王寺区)の教職員に感染が判明し、臨時休業となりました。
発表された4校では、学校日記の記載に違いがありました。「濃厚接触者なし」と「濃厚接触者の特定ができた」に分かれています。
保健福祉センターや教育委員会と連携し、濃厚接触者の特定や消毒作業を行い感染の拡大防止の対策を図ってきたところですが、このたび、マスク着用での授業であったこと、給食指導に携わっていなかったことなどから今回「濃厚接触者なし」との判断となり、安全確認ができました
http://swa.city-osaka.ed.jp/weblog/index.php?id=j722632&type=1&column_id=1522099&category_id=2006
保健福祉センターや教育委員会と連携し調査した結果、濃厚接触者の特定ができ、所定の期間登校を控えていただくようお願いし、了承いただいております。
http://swa.city-osaka.ed.jp/weblog/index.php?id=e591244&type=1&column_id=1522157&category_id=50
濃厚接触者とされた児童生徒は、所定の期間(2週間?)は登校を控えて自宅で待機する事になるのでしょう。勉強の遅れ、家族の負担、そして感染しているかもしれない恐怖、いずれも深刻です。
大阪府内の感染者が減少する気配が見えない現状、今後も学校・幼稚園・保育所等の関係者の感染が相次ぐでしょう。
少なくとも臨時休業に対する備えは不可欠な段階です。ka