緊急事態宣言が発出された大阪府は、ほんの少しずつですが感染者は減少しています。しかしながら依然として高い水準であり、2月7日に解除されるかは予断を許さない状況です。

大阪市の学校関係者の感染も多発しています。

新たに巽中学校(生野区)咲洲みなみ小中一貫校(住之江区)中央小学校(中央区)新東淀中学校(東淀川区)菫中学校(城東区)で感染者が判明し、臨時休校を行っています。

https://www.city.osaka.lg.jp/kyoiku/page/0000509375.html

また、臨時休校は行われなかったものの、教職員が感染した事例がそれ以上に多発しています。

【令和3年1月14日判明】聖和小学校
https://www.city.osaka.lg.jp/kyoiku/page/0000525247.html

【令和3年1月15日判明】苅田南小学校
https://www.city.osaka.lg.jp/kyoiku/page/0000525297.html

【令和3年1月16日判明】北鶴橋小学校
https://www.city.osaka.lg.jp/kyoiku/page/0000525390.html

【令和3年1月16日判明】五条小学校
https://www.city.osaka.lg.jp/kyoiku/page/0000525388.html

【令和3年1月16日判明】新高小学校
https://www.city.osaka.lg.jp/kyoiku/page/0000525376.html

【令和3年1月16日判明】茨田中学校
https://www.city.osaka.lg.jp/kyoiku/page/0000525382.html

【令和3年1月16日判明】茨田北中学校
https://www.city.osaka.lg.jp/kyoiku/page/0000525377.html

これらに共通しているのは、「少なくとも校内で感染したと考えられる事例が含まれてない」という点です。学校内での感染予防を適切に行っていると考えるべきか、それとも追跡漏れが起きていると捉えるべきでしょうか。

また、ここに掲載されている事例には「児童生徒が感染したが、臨時休校に至らなかった」というケースは含まれていません。

正月前後に陽性が判明した(感染させる時期に学校へ登校していなかった)場合が典型的です。「常にマスクを着用していたので濃厚接触者がおらず、臨時休業しない」という話も聞きました(本当でしょうか)。

学校関係者の感染が今後も続くのは避けられません。

仮に臨時休校となったら、即座にオンライン授業へ切り替えられるのでしょうか。朝礼や全校集会等でTeamsを活用している話を聞きますが、映像が配信されなかったり途中で止まるといったトラブルも起きているそうです。

また、学校と各家庭を結んだオンライン授業(試行)も何度か行われました。が、適切な環境が無い為に参加できない家庭もあると聞きました。1人1台構想に基づくパソコンを調達できた話も聞きません。

更に小学生がオンライン授業を向き合ってもすぐに飽きてしまうでしょう。あたかも先生のように親が付き添い、適度に手助けするのが不可欠です。

保護者目線であっても、3学期の学校運営は非常に難しいと感じています。このまま学期末まで乗り切って欲しい反面、なかなか難しいのが本音です。