本日から「GoToトラベル」キャンペーンが始まります。しかし、多くの子育て家庭は旅行どころではない様子です。
お盆の帰省すら見合わせる家庭が非常に多くなっています。JR新幹線・特急予約率が前年比約2割と低迷しています。
お盆のJR予約、8割減で過去最低
JR旅客6社は22日、8月7日から17日までのお盆期間の新幹線と在来線特急の指定席予約は、前年同期比79%減の75万席にとどまったと発表した。新型コロナウイルスの感染拡大が影響し過去最低としている。
このニュースは驚きました。
GW帰省の見送り、旅行等を喚起しようとする政府施策を受け、お盆の帰省を計画する家庭は相当増えるのでは無いかと感じていました。
しかし、上記記事の通り、お盆期間の新幹線・在来線特急の予約は著しく低調となっています。
JR本島3社の数字を見てみます。
【JR西日本】
期間中の指定席提供席数353万9千席のうち、予約席数は約27万席(前年比22%)となっています。https://www.westjr.co.jp/press/article/items/200722_05_press.pdf
【JR東海】
予約席数は7月21日現在、東海道新幹線が30万席(前年比21%)、名古屋発着の在来線特急列車が1万席(前年比21%)となっています。
【JR東日本】
8月7日(金)から8月17日(月)までの11日間における指定席予約席数は、7月21日(火)現在、新幹線21万席(前年比19%)、在来線を含めた全体では、27万席(前年比20%)となっています。
3社の予約率はそろって低調です。特に東京を発着するJR東日本の予約率が低くなっています。
これを見る限り、3大都市圏に住んでいる多くの世帯は「まだ帰省するには早い、コロナウイルスを持ち帰るわけにはいかない」と強く警戒しているとうかがえます。
今後、コロナウイルスの感染者はますます増えていきます。東京都は「4連休中の外出自粛」を打ち出しています。
昨晩に実家へ電話したところ、「お盆は帰省しなくても良いよ」との事でした。本音は「コロナと一緒に帰ってきて欲しくない」でしょう。
夏休みやお盆は大阪でステイホームして過ごす事になりそうです。子供からは文句を言われそうですが、仕方ありません。
GoToキャンペーン、そんな物もありますね・・・・。
———-
(追記)
7/22の大阪の感染者数が120人前後となります。東京に続き、GoToトラベルキャンペーンから大阪が除かれるかもしれませんね。