大阪府のコロナウイルス感染者数が爆発的に増加する気配が漂い始めました。7月4日に発表された感染者は17人でした。
昨日（７月３日）16時以降本日（７月４日）16時までに、大阪府において、17名（1863例目から1879例目）の新型コロナウイルス感染症の感染が確認されましたので、別紙のとおり、お知らせします。市町村別の発生状況（７月３日16時時点）についても、あわせてご覧ください。
http://www.pref.osaka.lg.jp/hodo/index.php?site=fumin&pageId=38611
17人中16人が10代～30代でした。東京と同じく、大阪でも若年層で感染が広がっています。
また、4人が接客業で従事しています。大阪でも夜の街、具体的にはホストクラブやキャバクラ等で感染が広がっている可能性が考えられます。
ただ、吉村知事は「ミナミのバー関連」という表現に留めています。夜の街での別の感染経路は掴めていないのでしょうか。
感染者の約半数が大阪市居住者です。大阪市内でくすぶり、周辺地域から市内へ訪問した方の一部も感染しているのでしょう。
気掛かりなのは1864番の大阪市10代女子学生です。小学生・中学生・高校生でしょうか。学校や学年休校が発生するかもしれません。気が気でないです。
なお、鹿児島県でクラスターが発生した「NEWおだまLee男爵」滞在者も確認されています。
居住地が「府外」となっているので、鹿児島から大阪へ出張している間に検査を受けたのでしょうか。
注意喚起や外出自粛要請等を行わない限り、感染者が拡大するのは避けられません。
先日、吉村知事は「東京との往来、外出も大丈夫」と話していました。
会議後には、「夜のクラスターに関連する陽性者の方が多いが、そこから広がっている状況ではない。今後、クラスター対策で抑え込みをやっていきたい」と説明した。
また、東京を感染経路とする感染者が含まれていることについて、「東京全体が危険でなく、夜の町の新宿・池袋に集中している。そこを避けたり、仕事してすぐ帰るなど、リスクを避けるのがひとつのポイント。社会経済活動を止める必要はない」と明言。
しかし、東京との小池知事は「都民の他県への外出は遠慮を」としています。
東京都の新型コロナウイルスの感染者が3日連続で100人を超えたことを受けて、小池百合子都知事は4日、都民に対し、不要不急の都外への移動自粛を要請した。
新型コロナを担当する西村康稔経済再生相との面会後、報道陣に「都民に対して改めてのお願いであります。不要不急な他県への移動につきましてはご遠慮いただきたい。通勤する方々には改めてテレワークを定着、発展させていただきますようお願い申し上げます」と語った。
大阪府の感染者が増え続ければ、来週中にもイエローステージに突入しかねません。
http://www.pref.osaka.lg.jp/kikaku_keikaku/sarscov2/20kaigi.html
大阪府はどの様な対応を打ち出すのでしょうか。
