北九州市で感染者が急増しています。約3週間に渡って感染者が発生しなかったのに、ここ6日間で43人も感染者が生じました。
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(追記)
感染者が更に急増しています。厳しい状況です。
院内感染が多数確認されたのでしょうか。子供にも感染が広がっていたら大事です。
【速報】北九州市で新たに26人の感染確認
北九州市で新たに26人の新型コロナウイルスの感染を確認。北九州市の感染者は23日以降であわせて69人に。北九州市の1日の感染者数としては過去最多。
https://news.yahoo.co.jp/articles/97eb0928b2b5e71164c9db92f6ee1731c963a6e7
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新型コロナ、北九州市で21人新規感染 2病院でクラスター
北九州市は28日、新たに21人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。このうち、門司メディカルセンター(門司区)と北九州総合病院(小倉北区)の2カ所でクラスター(感染者集団)が発生した。
このほか、小倉南区の10代の女子小学生や、同区の男子中学生の感染も新たに確認された。感染者のうち4人が感染経路不明で、濃厚接触者などが17人。同市内での感染確認は23日から6日連続の計43人に上り、福岡県内の感染者総数は699人となった。
同市の1日の感染確認数では、これまで最多だった4月1日と同数。28日の都道府県別感染確認数は、福岡県が全国最多となった。
門司メディカルセンターは、門司区の60代女性が24日に救急搬送され、陽性確認。診療に携わるなどした医療スタッフ9人の感染を確認した。この女性も含め10人のクラスター発生となった。新規の外来や入院、救急は当面停止する。
北九州総合病院では、入院した小倉北区の80代男性の感染を25日に確認し、その後の濃厚接触者への検査で医療スタッフ3人、入院患者1人の感染も確認した。この80代男性を救急搬送した小倉北消防署の50代男性救急隊員も感染した。
10代の女子小学生は、市立総合療育センター(小倉南区)の医療スタッフの母親とともに感染が確認された。女児が通う守恒小(同区)は29日から学校閉鎖する。男子中学生が通う企救中(同区)も閉鎖する。
北九州市は28日、市内の医療機関に入院していた感染者の80代女性=八幡西区=が死亡したと発表した。市内での感染者の死亡は3人目。
福岡県の小川洋知事は28日、記者団の取材に応じ、北九州市の状況について「大変危惧され、第2波の到来を阻止する必要がある。北九州市民の皆さまには不要不急の外出自粛をお願いしたい」と強調。29日に対策会議を開き、同市を含め県内一律で休業要請の完全解除が可能かどうか判断する考えを示したが、接待を伴う飲食店など31日まで続く休業要請が延長される可能性も出てきた。
昨日の発表内容は下記にまとめられています。
https://twitter.com/YukuhashiCity/status/1266002103668891648
クラスターが発生したのは門司メディカルセンター(門司区)と北九州総合病院(小倉北区)です。
医療機関でクラスターが発生するには、コロナウイルスに感染した職員ないし患者が訪れたケースが専らでしょう。
一つの可能性が指摘されています。ここ1カ月で4医療機関を訪問した感染者がいました。
92 小倉南区 70歳代 女 無職
経過
4月26日(日曜日)発熱(37℃台)。
5月8日(金曜日)発熱が続くため、D医療機関受診。
5月12日(火曜日)D医療機関再診。
5月15日(金曜日)E医療機関受診。
5月16日(土曜日)D医療機関再診。
5月18日(月曜日)E医療機関再診。
5月22日(金曜日)E医療機関再診。
5月26日(火曜日)F医療機関受診し、検体を採取。
5月27日(水曜日)本市保健環境研究所におけるPCR検査の結果、陽性が判明。患者行動歴
5月11日(月曜日)家族の付き添いでG医療機関訪問。
5月25日(月曜日)家族の付き添いでF医療機関訪問。濃厚接触者
家族。
4月26日までに感染していたのか、それ以降に感染したかは不明です。
また、DEFG医療機関にクラスターが発生した医療機関が含まれるかも定かではありません(在住区とクラスターが生じた2医療機関は別区)。
少なくとも発熱してから1カ月もPCR検査が行われず、家族を初めとする様々な人間と接触していたのは間違いありません。
昨日の発表者の中には、92例目と同じ小倉南区に在住する企救中学校・守恒小学校に通う兄妹も含まれていました。北九州市立総合療育センター(小倉南区)で働く母親と共に感染が確認されました。
両校は25日から再開していましたが、再び休校して消毒作業を行うそうです。
小中学生が感染するケースの殆どは、同居している家族から感染しています。子供への感染を防ぐには、大人の感染を防ぐのが重要です。
学校の休校は本当に気掛かりです。夏休み等を大幅に短縮して辛うじて授業時間が確保できる所で更に休校が行われると、どう頑張っても年度内に学習が終わらなくなります。
また、休校中の子供を家庭で見ざるを得ない、子育て世帯の精神的・経済的負担も重くなります。保育所等や学校が再開した後、精神科を受診する保護者が急増するのでは無いでしょうか。
北九州市内の感染者の多くは医療機関スタッフや高齢者が占めています。あくまで推測となりますが、医療機関を通じて感染が拡大したと考えるのが自然でしょう。
今は落ち着いている地域でも、いつクラスターが生じても不思議ではありません。日頃からマスクや手洗いを徹底して感染予防に努めるのが大切です。
毎日の体調管理&感染予防を
様々な報道等を見る限り、不特定ないし多数と共に過ごす(有症者が入り込むリスク)、一定の空間長時間密閉される、他人と同じ物を触れる(接触感染)、会話や食事等を行う(飛沫感染)と感染するリスクが高いと感じています。
マスクは依然として品薄ですが、楽天市場では徐々に入荷しています。Amazonでも時折入荷しています。
咳や微熱がある方は外出せず、自宅で療養するのが大切ですね。我が家は毎朝検温しています。学校や保育所等では朝の検温を義務化した方がよいかもしれません。
定期的に換気を行いたいですね。まだ寒い季節が続きますが、着込んで耐えます。
他人とは同じ物を共用せず、触れざるを得ない部分は消毒するのが効果的でしょう。手洗いを徹底し、手袋を常用するのも良いかもしれません。
Amazonでも時折入荷しています。
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休校・休園は更に延長されそうです。多くのコンテンツがインストールされている、子供向け電子書籍は遊びながら学べるアイテムです。