【ニュース】市立幼稚園 民営化案を委員会で否決に引き続き、本会議でも市立幼稚園の廃園・民営化に関する条例改正案が全て否決されています。

否決されたのは大阪市会平成26年第2回定例会における議案第235号-第248号です。
維新が賛成、その他は反対という結果になりました。
http://www.city.osaka.lg.jp/contents/wdu260/result/201405.html

園児が減り続ける市立幼稚園、これから一体どうなってしまうのでしょうか。
運営形態は別として、保護者が子供を通わせたいと感じる幼稚園へ改革しなければ、今後も園児数の減少は避けられないと感じています。
園児数の減少が更なる減少を呼び込み、最終的には自然に休園へ追い込まれる可能性すらあります。

仮に市立幼稚園のままであるならば、「どうすれば地域の保護者(特に0-2歳児の保護者)の支持を集められ、そして園児を増やせるか」を考える必要があるでしょう。
街中を歩いていると私立幼稚園の園児募集ポスターは数多く見掛けますが、市立幼稚園の物は区役所及び自転車の前カゴ(園児の保護者でしょうか)でしか見掛けませんでした。
また、保育園児の保護者の立場としては、少なくとも3歳児からの受け入れ(定員増)及び保育所並の預かり保育の実施がなければ、通園させる対象となり得ません。