いきいきの朝活動時間、ニーズと指導員が確保できれば前倒しされるかもしれません。

いきいき活動の朝の時間延長について

 いきいき活動朝延長についての要望です。

 2019年から小学校1年生の子供がいます。入学時のいきいき説明会にて質問したところ、居住区内は朝延長は実施していないと聞きました。(希望者が5人以上集まらないからしていなのではなく、そもそもニーズ調査がされていない。実際、延長申し込み書は夕方分しか配布されておりません。)

 両親とも会社員で、普段は8時頃に学校に着く時間に、子供と一緒に家を出ております。8時半開始となると、必然的に一人で施錠して家をでる必要があります。もしくは、ファミリーサポートさん等への依頼を検討しています。

 2019年7月10日、いきいき活動夏休みの手引きをもらってきたのですが、「児童の安全面から朝8時30分より前に来ることは、絶対にやめてください。時間厳守をお願いします。例年8時20分ごろには30人近い子供たちが待っています」との文面が記載されておりました。

 これを見る限り、朝延長のニーズがあり、子供たちがいきいき前で待つことは安全面の危険があると認識されているのに、なぜ朝延長の申し込みを受けないのかが理解できません。区内でも朝延長の実施検討をお願いいたします。

市の考え方

 夏休みなど長期休業中のいきいきの活動時間につきましては、全ての小学校のいきいきにおいて午前8時30分から午後6時までの実施としております。

 各いきいきの運営につきましては、大阪市が公募により選定した運営・管理団体により実施しており、活動時間の延長につきましては、各団体が公募時に提案した内容に基づき実施されているところでございます。

 当該区においては、当初、朝の時間延長の想定はなかったものの、この度のご意見を受けまして、今後、実施に向けた検討を行うよう運営・管理団体へ指示いたしました。

 今後も貴重なご意見を参考に、より多くの皆さまのニーズに寄り添う事のできるよう取り組んでまいりますので、引き続き、いきいきへのご理解・ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

https://www.city.osaka.lg.jp/seisakukikakushitsu/page/0000477737.html

学校によって若干の違いはあるでしょうが、多くの小学校では8時~8時20分の間に登校する時間割となっているでしょう。我が家の子供も、毎朝8時頃に出掛けています。

多くの保護者は、平日の登校日に合わせて出勤時間等のスケジューリングを行っているでしょう。子供と一緒に出発する方も多いと聞きます。

しかし、午前中からいきいきへ登校する土曜日や長期休業(夏休みや冬休み)中は様相が変わります。

朝の10~30分は大きい

市民の声にある通り、大阪市のいきいき活動は朝8時半から開いています。普段の登校時間と比べ、10分~30分ほど遅い時間となっています。

僅か10~30分ですが、この違いは無視できません。

保護者が勤務時間に間に合うように出発すると、いきいきが開く時間まで子供1人をどこかで待機させなければなりません。

最近は子供を狙う犯罪が目立っているので、1人で自宅待機させるのは非常に心配です。

特にいきいき活動を必要としている子供は低学年に多いので尚更です。

宅配便を装ってチャイムを鳴らされたら、カギを開けてしまうかもしれません。我が家でも似た経験があり、子供に強く言い聞かせました。。

そうなると、保護者としては学校開業日と同じ時間に出発させ、途中で他の子供と合流して学校前で待機させるのがベターだと考えてしまいます。

現に市民の声を登校された保護者の子供が通っている学校では、30人近い子供たちがいきいきが開くのを待っているそうです。

30人近い子供とは相当な人数です。少なくとも30人程度の、実際には更に多くの方が「朝の開所を早めて欲しい」と感じているでしょう。

大阪市は前向きな対応

こうした要望に対し、大阪市は「今後、実施に向けた検討を行うよう運営・管理団体へ指示いたしました。」と返答しました。

一般的に役所が「前向きに検討します」と返答しても「実際には後ろ向きだ」と邪推してしまいます。

しかし、「検討するように運営団体へ指示した」との返答からは、「可能であれば運営団体に実施させたい」との意向を感じ取れました。

指導員が30分ほど早く出勤できるメドが立ち、改めて朝活動のニーズが確認されれば、年度途中からでも朝の活動時間が前倒しにされると感じました。

他校でも一定のニーズがあれば、前倒しされる可能性があるでしょう。

いきいきは教育委員会ではなく、こども青少年局が担当

実はいきいき活動を所管しているのは、教育委員会ではありません。保育所等と同じ、こども青少年局(企画部青少年課放課後事業担当)となっています。

大阪市民からの福祉的ニーズが反映されやすい一方、教育委員会や学校教職員との連絡が上手くできていないと感じた事が何度もありました。

例えばG20大阪サミット等で小学校が臨時休業となる際、教育委員会や学校へ「いきいきはどうなるのですか?」と訊ねても「知りません、分かりません」と返ってきました。

子供を学校へ通わせている保護者としては、いきいき活動も学校の一部門と捉えています。横の連絡を徹底してもらいたいです。