昨年11月に民事再生法を申請し、経営が危ぶまれていた神戸花鳥園。
神戸花鳥園、民事再生法の適用を申請

この度、営業権を別法人に譲渡し、名称は変わるものの営業は継続される事になったそうです。

2014/4/1 07:00
花鳥園の運営会社変更 動物施設の傘下に

昨年11月に民事再生法適用を申請した「花鳥園」(神戸市中央区)が神戸・ポートアイランド2期で運営するテーマパーク「神戸花鳥園」の運営権を、兵庫県福崎町の動物施設運営会社「アニマルエスコートサービス」のグループ会社「どうぶつ王国」(同)が取得することが31日、関係者への取材で分かった。1日にも敷地を所有する神戸市と契約を結び、営業を引き継ぐ見通し。

関係者によると、スタッフは希望者を再雇用し、債務は継承しないという。

ア社は、神崎農村公園ヨーデルの森(同県神河町)、赤穂海浜公園(赤穂市)内の動物ふれあい村など国内9カ所で動物ショーなどを展開。花鳥園の人気イベント、バードショーは続け、ゴールデンウイークにカピバラの群れを放し飼いにしたコーナーを新設する。

建物も改修し、通常営業をしながら順路などを再整備。夏休みまでに終え、7月19日に「神戸どうぶつ王国」に名称変更する。

発行済みの年間パスポートは期限切れまで使え、入園料は当面維持する方針。

神戸花鳥園は2006年3月開園。08年のリーマン・ショック以降、集客が低迷し、負債が約14億円に達した。(有島弘記、小林伸哉)

http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201404/0006826397.shtml

当事者であるアニマルエスコートサービス神戸花鳥園神戸市、いずれのHPにもプレスリリースが掲載されていないのが気になりますが、記事は具体的です。

営業を引き継ぐどうぶつ王国は、下記等で動物を用いたサービスを展開しています。

那須どうぶつ王国
海遊館マーケットプレース「天保山アニパ」
赤穂海浜公園「動物ふれあい村」
名古屋港シートレインランド「ふれあいわんこハウス」
神崎農村公園「ヨーデルの森」
ポルトヨーロッパ「わくわくふれあい動物村」
ひらかたパーク「どうぶつハグハグたうん」

バードショーは続けられるとの事でほっとする一方、多数の花はどうなってしまうかが気掛かりです。
カピバラは王子動物園等でも見られますが、放し飼いの群れには興味津々です。
落ち着いた頃に観に行こうと思います。
ポートアイランドには神戸空港やIKEAがあり、組み合わせて行くと効率が良さそうですね。

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(4/25追記)
那須からカピバラ・アルパカがやってきました。
https://yodokikaku.net/?p=3024