3月末での閉園・自己破産を打ち出していた「A.L.C.貝塚学院」(認可外幼稚園)につき、保護者説明会の場で支援企業の代表者が今後の運営方針等を説明しました。

 川崎市川崎区の認可外幼稚園「A.L.C.貝塚学院」で6日、保護者説明会があった。同園をめぐっては、運営する「アメリカンラングエイジセンター」(同区)が経営に行き詰まり、3月末、突然保護者に閉園を通告。その後、市内企業の「サン」(同区)が支援を申し出たことで一転、存続が決まっている。

 この日は、支援企業として新たに運営に関わるサンの織戸四郎社長(36)が、初めて保護者を前に、新園長として今後の運営方針などについて説明。英語や体操に力を入れる園の教育方針は変えない一方で、これまでわかりにくかった月謝や諸経費などの料金体系を透明化することなどを明らかにした。

 保護者との質疑応答では、英語や体操など独自のカリキュラムを続けていくために、このまま認可外の幼稚園として運営していくことをメインの方向とするほか、園の名前を変えないことなども発表した。サンによると、もともと通う予定だった300人超のうち、すでに210人ほどが在園を表明しているという。また、担任など正職員14人のうち12人の復帰が確定した。

 織戸園長は、説明会のあとの記者会見で、園児や保護者が「他の園にいかなくて良かったという教育やサービスを提供していきたい」と抱負を述べた。

https://www.asahi.com/articles/ASM464TNKM46ULOB00G.html

支援する株式会社サンの代表者である織戸四郎氏は、地元川崎市に根ざした起業家です。

【ニュース】「A.L.C.貝塚学院」(認可外幼稚園)が経営継続? 代表者が大相撲川崎場所勧進元も務める(株)サンが資金援助?

今後は同氏が園長に就任し、全面的にバックアップする方針を表明しました。これにより、新年度も在園する予定だった園児300人の内、少なくとも210人が継続して在園する予定となりました。

3月末の時点では支援体制や本気度が見えておらず、本当に支援する気があるか不安視する声もありました。

説明会で多くの保護者が納得すれば、徐々に落ち着いていくのでは無いでしょうか。

今日4月8日は入園式が行われます。多くの園児がここで学び、育ってゆくのを願っています。