猛烈な暑さに注意するよう、気象庁が緊急記者会見を行いました。

07月13日 14時38分

猛烈な暑さの見通しについて、気象庁気候情報課の竹川元章予報官は午後2時半から記者会見を開き、「今後、太平洋高気圧は西日本を中心に強まる。西日本と東日本では、今月下旬にかけて気温のかなり高い状態が続き、最高気温が35度以上の猛暑日が続くところがある見込みだ」と述べました。
その上で、「熱中症など健康管理に十分注意し、水分や適切な塩分補給など心がけてほしい。特に豪雨の被災地では、環境が変わっていて熱中症にかかるリスクがより高くなっているので、できる限りの対策を行ってほしい」と述べ、今後発表される高温に関する気象情報に注意するよう呼びかけていました。

https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20180713/0014672.html

暑さについて気象庁が緊急会見を行うのは初めてです。会見要旨・資料が気象庁ウェブサイトに掲載されています。

7月下旬にかけて、西日本・東日本では最高気温が35度以上の猛暑日が続くところもあると見込まれています。特に心配なのは被災地です。

3連休における広島県の予想最高気温は35度、岡山県は37度、愛媛県は34度、そして岐阜県は38度と予想されています。

それ以外の多くの地域で35度を超えるとされています。今朝の天気予報では、京都の予想最高気温が37-38度となっていて驚きました。祇園祭の宵山等と重なり、大変な暑さになるでしょう。

今後も暑い日が続く見通しです。

3連休中で出かける際は、くれぐれもお気をつけ下さい。

保育所・幼稚園や学校へ登降園するときは水筒を忘れず、また帽子等で日よけ対策を、保冷剤等をタオルで巻いて暑さ対策を行う必要があるでしょう。