再び悲しい事件が起きました。
22歳父を傷害致死容疑で逮捕 大阪
生後6カ月の次男を暴行して死亡させたとして、大阪府警捜査1課は12日、大阪市此花区西九条3、自称アルバイト、松崎大治(たいち)容疑者(22)を傷害致死の疑いで逮捕した。「何もしていない」と否認しているという。
逮捕容疑は昨年12月17日、当時住んでいた同市淀川区のマンションで次男に何らかの方法で暴行し、今年1月6日、急性硬膜下血腫などで死亡させたとしている。
府警によると、当時妻は仕事で外出し、松崎容疑者は次男と長男の計3人で自宅にいた。帰宅した妻が異変に気付いて119番した。司法解剖などの結果、次男の脳内が広範囲に出血していたほか、左腕の骨折や顔にあざなどもあり、府警は虐待とみて調べていた。
松崎容疑者は逮捕前、毎日新聞の取材に「トイレから戻ったらソファの上にいた次男が床に落ちていた。僕は(暴行)していない」と虐待を否定していた。
大阪・淀川区で生後6か月だった次男に暴行を加えて死亡させたとして、22歳の父親が傷害致死の疑いで逮捕されました。
父親は容疑を否認しているということです。逮捕されたのは、大阪・此花区の自称アルバイト従業員、松崎大治容疑者(22)です。
警察によりますと、松崎容疑者は去年12月、当時住んでいた大阪・淀川区のマンションの部屋で、生後6か月だった次男の頭に暴行を加え、20日後に死亡させたとして傷害致死の疑いが持たれています。
当日、外出先から帰宅した妻が次男の意識がもうろうとした状態になっているのを見つけて消防に通報しましたが、顔にあざがあったため搬送先の病院が虐待の疑いがあるとして児童相談所に通告していました。
松崎容疑者は当初、「次男は自分でソファーから落ちた」などと説明していましたが、警察が複数の医師に鑑定を依頼して捜査を進めた結果、外部から強い衝撃が加えられたことで、脳が傷ついた疑いがあることが分かったということです。
警察は当時の育児の状況をさらに調べています。警察によりますと、調べに対し「何もしていない」と容疑を否認しているということです。
関西テレビのニュース映像によると、同局の記者は淀川警察署前(大阪府警察第2方面機動警邏隊建物の改修工事看板が設置されています)で容疑者へ取材しています。
真冬の服装なので、事件発生直後から警察が調べを進めると同時に、マスコミも取材していたのでしょう。
乳児をソファの上に寝かしたまま目を離してしまい、気づいたら床の上に落ちてないていた話はしばしば聞きます。大抵は大泣きして慌てた程度で済みますが、落ち方が悪くて手首等を骨折した子供がいました。
とはいえ、ソファから落ちた程度では脳の広い範囲で出血する事態は考えづらいです。恐らくは身体全体にあざ等があったのでしょう。
大阪では児童虐待が相次いでいます。
悲しくて逆説的な話ですが、大阪府警は児童虐待に関する経験が豊富です。虐待の疑いで捜査を続けていたのでしょう。
冥福を祈ります。