急激に寒さが増してきました。既に12月下旬の様な寒さです。
我が家では例年より1カ月ほど早く冬物を出しました。今朝は子供に冬用のトレーナー・コートを着せ、保育所へ登園しました。手袋はもう少し我慢します。
さて、冬と言えば病気のシーズンです。ノロウィルス(感染性胃腸炎)・アデノ・RSウィルスに罹った事はありませんが、ここ数年の間にはインフルエンザ・溶連菌のお世話(?)になりました。
こうした病気に罹った際、特に気を遣うのは「嘔吐」です。適切に処理をしないとウィルスが飛び散ってしまい、感染者が更に増えてしまいます。
厚生労働省のウェブサイトには、ノロウィルス患者の糞便や嘔吐物を処理する方法が記載されています。
床等に飛び散った患者の吐ぶつやふん便を処理するときには、使い捨てのガウン(エプロン)、マスクと手袋を着用し汚物中のウイルスが飛び散らないように、ふん便、吐ぶつをペーパータオル等(市販される凝固剤等を使用することも可能)で静かに拭き取ります。
拭き取った後は、次亜塩素酸ナトリウム・塩素系漂白剤(塩素濃度約200ppm)で浸すように床を拭き取り、その後水拭きをします。おむつ等は、速やかに閉じてふん便等を包み込みます。
おむつや拭き取りに使用したペーパータオル等は、ビニール袋に密閉して廃棄します。(この際、ビニール袋に廃棄物が充分に浸る量の次亜塩素酸ナトリウム・塩素系漂白剤(塩素濃度約1,000ppm)を入れることが望ましい。)
ノロウイルスに関するQ&Aより(太字部分は投稿者強調)
とっさの時に備え、何を準備しておけば良いのでしょうか。Q&Aを参考に、嘔吐処理に必要な物をまとめました。
これさえ準備しておけば、子供がいつゲロゲロしても大丈夫・・・・かもしれません。
使い捨てエプロン・マスク・ゴム手袋
汚物を処理するので、不織布よりもポリエチレン製の方が良いでしょう。乳幼児の食事用エプロンとしても使えます。
医療現場でも用いられるサージカルマスクです。単価も安く、日常使いにももってこいです。
我が家でも使っています。土いじり・肉類を扱うときに重宝しています。
ペーパータオル・凝固剤
吸水性が高いペーパータオルです。汚物を静かに拭き取ります。
汚物を簡単に固められます。ウィルスの飛散を防ぎます。
次亜塩素酸ナトリウム・塩素系漂白剤
多くの家庭に衣料用漂白剤があると思います。塩素系漂白剤であるハイターは、汚物処理にも使えます。
塩素濃度200ppmへ希釈するには、水5リットルに対して製品50mlが必要です。
密閉用ビニール袋
汚物や使い終わったゴム手袋等は、最後にビニール袋で密閉して捨てましょう。ここで気を抜くと、ウィルスが再び広がってしまいます。
経口補水液
ノロウィルス等による嘔吐や熱中症等、脱水症状に陥ったときに水分等を補給できます。子育て家庭に必需品かもしれません。
防水シーツ
布団がゲ○まみれになるのを防ぎます。また、布団のカビ防止にも使えます。
大切なのは予防・日常の体調管理
ノロウィルス等に感染してしまった時に必要な物を紹介しました。多くの家庭では、既にある物も多いでしょう。我が家にも殆どの物があります。
ノロウィルスにまつわる悲惨な話はしばしば聞きます。お世話になっている保育所では、家庭内で次々と感染してしまい、一家全滅に陥ったおうちもあったそうです。
しかし、感染してからでは手遅れです。仕事も休まざるを得ず、生活に大きな影響が出てしまいます。
最も大切なのは予防と大量管理です。子供にも手洗いやうがいを徹底させ、十分な睡眠や食事をとるのが重要です。感染予防から始めましょう。