H26保育所入所申込状況分析、12回目はリクエストを頂いた城東区です。

【まとめ】
状況は昨年とほぼ一緒です。

H26_nyuusyo_bunseki_joto
H26_nyuusyo_bunseki_joto.pdf
(両方とも同じデータです、見やすい方をご覧下さい。)

【区全体】
申込数・募集数、いずれもほぼ昨年とほぼ同じ水準です。
気になるのは3歳児の申込数が激減している点です。
H25は165人だったもののH26は95人となり、約4割も減少しています。
減少分の多くは地下鉄中央線と第二寝屋川に挟まれた、区南部に集中しています。
何かあったのでしょうか。

【保育所別】
城東区内では関目駅近くに「こがねのさと保育園」が新設される予定となっており、募集数60人に対して23人の申込みがありました。
その影響でしょうか、すぐ近くにある関目保育所の申込数がH25:59人→H26:39人と激減しています。
すみれ保育園・東中浜保育所・愛育保育園・城東ちどり保育園・諏訪保育園・鯰江保育所など、申込数が大きく減少している保育所が目立ちますが、多くは「3歳児の申込数の減少」が原因です。

城東区内で最も入所倍率が高いのは、1.56→3.37倍となったすみれ保育園です。
申込数は81→64人と減少(主因は3歳児)しているのですが、募集数が52→19人と大幅に減少している為です。
一方、H25で入所倍率が2倍を超えていた東中浜保育所・関目保育所・鴫野保育所・成育保育園・鯰江保育所はいずれも入所倍率が低下しています。
募集数が増えると同時に申込数が減少したのが主な理由です。
成育保育園以外は公立保育所なので、城東区内は公立保育所に人気が集中しているのかもしれません。